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マスコミが絶対に書かない“若妻の償い”の真実。 「若妻【償い】」(著:星野聖、フランス書院文庫)

清楚で貞淑な若妻


「若妻【償い】」(星野聖)

(内容紹介)
夫ではない男の肉棒に舌を這わせながら、紗都美の身体は熱く火照り、淫唇は潤みはじめていた。〈これは償いなのに、感じてしまうなんて……〉夫の起こした事故を贖うため、裸身を捧げた若妻。貞淑と背徳の狭間で、女体は悩ましく震える。紗都美、美帆、志穂里、三人の若妻が選んだ奉仕の日々。


おすすめ度:★★★★★

“若妻の償い”と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか?
私は、この言葉を聞いただけで、アソコがピクンと半勃ちになります。
人妻官能小説ファンの皆さんにとっては、この状況設定は大好物のはずです。
アダルトビデオの人妻作品でもよくありますよね。
何らかの罪を犯してしまった若妻は、償うべき相手である男に、強引に貞操を奪われてしまいます。

でもね、本作品は、相手の弱みにつけこんで、いかにも悪いオヤジが、難癖をつけて無理やり若妻を自分のものにする、という一方的なものとは一線を画します。
償う若妻と償われる男、償う男と償われる若妻。
償いというテーマが生みだす、独特の世界観に引き込まれます。
償いを受けている男からすれば、自分に優しくしてくれるのは、尽くしてくれるのは、同情からだけなのか、もしかしたら自分のことを好きなってくれているのではないかと期待してしまうわけです。
償う若妻からすれば、これは償いだから仕方ないのと言いながら、男に奉仕するわけですが、熟れた女体が理性と裏腹に反応してしまい、羞恥と背徳感に苛まれます。
登場人物たちの複雑な心理が絡み合って、三話とも、償いというテーマが生みだす感情のヒダを存分に堪能できます。

本作品に登場する若妻たちの“吐息”にも注目です。
貞淑な若妻の、たまらず漏れ出てしまう吐息、鼻から抜ける吐息、少し荒くなってくる吐息・・・
若妻の心理に徹底的に寄り添うことで、読者は吐息の音や変化にでさえ興奮できるのです。
派手な性描写に食傷気味の皆さん、とにかく吐息が凄いから、味わってみて下さい。
たった一つの吐息でさえ聞き逃すわけにはいかない。
たった一つの吐息で、アソコがうずき、しびれ、先走り汁まみれになって官能できる。
これぞ、人妻官能小説ファンの醍醐味ですね。
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人妻官能小説ファンなら知っておくべき“力ずくの和姦”。 「六人の隣人妻 力ずくの情姦」(著:相馬哲生、フランス書院文庫)

飾らない普段着の金髪人妻



「六人の隣人妻 力ずくの情姦」(相馬哲生)

(内容紹介)
「女」になることを誓わされ、背徳の中で知った絶頂。力ずくで始まった関係を止められない弱さが哀しい。史子、真希、香織…六人の妻を狂わすタブー寝室。


おすすめ度:★★★★★

私は、「貞淑な人妻が何らかの理由でやむをえず体を開く」というストーリーが大好きです。
高級マンションに住む小奇麗で上品な人妻たちが、それぞれの抱える家庭や家族の問題を解決するために、用意周到な罠に追いつめられやむをえず体を開く。
ついつい夫と比べてしまう自分に恥じらいながらも、夫よりも巧みな性技に翻弄され、最後は快楽に身を任せてしまいます。

本作品の魅力は、丁寧な状況設定とリアリティあふれるストーリーにあります。
大人の男性なら誰しも、オナニーのときによく妄想するストーリーというのがあるはずです。
恥ずかしながら、私のオナニーの半分は、本作品の6話から出来上がっています。
私は本作品を何度も愛読していますが、オナニー中に再生されることで、本作品は私の頭の中でどんどん成長しています。

皆さんは、“力ずくの和姦”という言葉をご存知でしょうか?
私はこの言葉を初めて見たとき、この言葉の持つパワーに圧倒され、イスから転げ落ちそうになりました。
正直、「やられたー」と思いました。
長らく当ブログを書いてきましたが、私が言いたかったことは、これなんですよ、これ。
この言葉を思いついた人は凄いですよ。
ノーベル官能文学賞ものです。
力ずくといってますが、和姦ですから、実際は力ずくではない。
力ずくだと、ただの凌辱です。
ここでいう力ずくというのは、人妻は用意周到な罠に追いつめられていく、そしてその罠からはけっして逃れることができない様を、目に見えない力にたとえて、一言で見事に言い切ってみせたわけです。
そして、和姦というは言葉の矛盾で、姦といってるのだから和はありえないわけです。
大切な何かを守るため、やむをえず人妻は体を開くのであり、和姦という言葉には、貞淑な人妻の羞恥、葛藤、背徳感がすべて表現されています。

本作品は、まさに“力ずくの和姦”を体現する人妻官能小説の傑作です。


【編集後記】
私が“力ずくの和姦”という言葉を初めて見たのは、同著者のこちらの作品です。
「隣の妻・隣の娘【力ずくの和姦】」(相馬哲生)

史上空前の義父ものブームはこの作品から始まった。 「息子の嫁」(著:霧原一輝、二見文庫)

清楚な巨乳


「息子の嫁」(霧原一輝)

(内容紹介)
定年退職後、妻に先立たれ一人暮らしとなってしまった亮介の元に、息子夫婦が引っ越してきた。
27歳の魅惑的な息子の嫁に、かいがいしく世話を焼かれる毎日に年甲斐もなくドキドキしながら過ごす亮介は、彼女の熟れた肢体に自然と目がいってしまう。ある日、その視線に応えるような動きをする嫁に気づいて……。
初登場の俊英による書下ろし官能ノベル。


おすすめ度:★★★★★

スケベな義父が、息子の嫁の匂い立つような色香に翻弄されます。
二人が一線を越えるまでの過程が丁寧に描かれており、義父ものワールドへ引き込まれます。
義父ものの醍醐味である、かわいい嫁と一つ屋根の下で過ごす、日常生活でのドキドキ感を堪能できます。
アダルトビデオの影響で、義父ものというと、肉食系のエロ親父が世間知らずの嫁を凌辱するというイメージを持っていました。
けれども、本作品のように一緒に日常生活を過ごすうちに、心と体が近づいていくという方が、義父もののリアリティに満ちていますね。

主人公である義父・亮介の憎めないキャラクターがナイスです。
「俺は何をしてるんだ」とか「相手は息子の女なんだぞ」と何度も自嘲気味につぶやくくせに、ちっとも反省なんてしておらず、スケベな行動はエスカレートするばかり。
眠っているのをいいことに嫁の体をまさぐるは、のぞくは、挙句の果てに、洗面所にある脱いだばかりのパンティに手をだしたときには拍手喝さいしました。
中学生かい!
まあ、鼻をくっつけて臭いをかいだか、はたまた舌を出してなめたか、それは本作品でご確認下さい。
若い男への対抗意識も半端ではなく、まだまだ自分も現役という意識があるのでしょう。
歳のことで軽口をたたかれたりすると本気で怒ったりする、器の小ささ。
まあ、男ならだれしも持ってしまいがちな悪い部分を全部持ち合わせている。
我々オヤジ読者と等身大の義父。
だから憎めないのでしょうね。

本作品の息子の嫁のかわいいこと、かわいいこと。
義父のことをいつも気にかけてくれて、しっかり面倒を見たり、介抱したりしてくれる。
義父の人間的な器の小さい部分も、全部受け止めてくれる。
一方、意外にも性には貪欲で積極的な面を持っており、それがまた、押せばなんとかなるのではないだろうかという、男にとって都合のいい隙(スキ)を生む。
こんなかわいい嫁どっかにいないものかな。
でもね、こんなかわいい嫁だったら、旦那は寝取られないか心配で仕事にも行けませんよ。
(本作品の息子は鈍感過ぎる・・・)

最後は少し切ないエンディングですが、すっかり回春した主人公ならもう大丈夫でしょう。
義父ものの魅力がすべて詰まった、義父ものの原点のような作品です。


【編集後記】
トップ画像は、上記作品の息子の嫁のイメージです。
昼間は、こんな女性と一つ屋根の下で二人きり。
そりゃ、男なら誰でもおかしくなっちゃいますよね。

快感と貞淑の間を揺れ動く人妻が、一番美しい。 「七匹の牝 人妻レイプ&レイプ」(著:綺羅 光、樹月 峻 ほか、フランス書院文庫)

七匹の牝 人妻レイプ&レイプ―フランス書院文庫アンソロジー七匹の牝 人妻レイプ&レイプ―フランス書院文庫アンソロジー
(2008/11/21)
綺羅 光樹月 峻

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(作品内容)
人妻が漂わせる熟れた匂いは淫獣をおびき寄せる!エプロンを剥がされ、豊満な乳房を嬲られる30歳。リビングで顎が痺れるまでしゃぶらされる29歳。夫の目の前で「牝」になることを誓わされる24歳。脱がせ!引き裂け!そして暴け、淫の本性を。最強凌辱作家による人妻狩りの夜が幕を開ける。


おすすめ度:★★★★★

官能小説の存在価値(レーゾンデートル)というのは、何でしょうか?ぶっちゃけた話、どれだけ読者を勃起させるかにあるわけですね。もっといえば、アソコがパンパンに膨れ上がり、パンツを先走り汁でぐしょぐしょに濡らすことにあります。そういう意味で、本作品は、官能小説の中の官能小説と呼んでもいいでしょう。現代を代表する七人の凌辱作家による、選りすぐりの傑作短編集。アソコはうずき、もだえのたうち、息をするのもつらくなりながら、じっくりと読み進めました。

平穏で幸せな人生を過ごす人妻たちが、ひょんな出来事から、一瞬にして凌辱の世界へ転げ落ちていきます。半ば狂った凌辱魔は、難癖をつけては、手を変え品を変え、一寸刻み、一秒刻みで、人妻を責めていきます。けっして、自分の性欲だけを吐きだせばいいと、急ぐことはありません。読者は、凌辱魔と一緒に、人妻が堕ちていく過程を存分に楽しむことができます。

清楚で貞淑な人妻たちも、執拗な凌辱魔の責めに、少しずつ性感の花を開かせていきます。けれども、最後の最後まで完全に快楽に身を任せることはありません。簡単に堕ちて、快楽に身を任せ始めると、女性はとたんにはしたなく、下品になってしまいます。どんなに堕ちそうでも、決して堕ち切らない。ただ、それが逆に凌辱魔を喜ばせることになるというのは、なんとも皮肉です。

堕ちていく人妻が、こんなに美しいものだとは思いませんでした。人妻は最後まで、貞淑と矜持(きょうじ)を守ろうとする。凌辱魔は、なんとか人妻を堕とそうとする。快感と貞淑の間を揺れ動きながら、その葛藤の中でもだえ苦しむ人妻の美しさは、半端ないです。

極上の七人の人妻ですので、一気読みするのはもったいない。仕事から帰って、湯船につかりながら、就寝前に寝転びながら、一晩に一人の人妻をゆっくり堪能しました。いや~、本当に幸せな一週間でした!

【編集後記】
柔巨乳のむちむち白ビキニ娘

どぶろっくの新作「女・女・女・・・♪」。一度聴いたら癖になる、女好きにはたまらない楽曲(!?)です。ぽっちゃり好きの私が好きなのは、「結構ぽっちゃりしてるのに、エロい恰好の女は~~」です。
どぶろっく ○○な女

学生時代、憧れの先輩にからかわれるのが快感でした。 「ムチムチボディの隣の姉ちゃんがダイエットを始める模様です」(舞麗辞)

ムチムチボディの隣の姉ちゃんがダイエットを始める模様です (二次元ドリーム文庫)ムチムチボディの隣の姉ちゃんがダイエットを始める模様です (二次元ドリーム文庫)
(2013/06/14)
舞麗辞

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(内容紹介)
隣に住む幼なじみ的な姉・明日香が、ミスコン出場のためダイエットをすると言い出した。
とはいえ彼女がぐーたらなのはわかっているのでケチをつけると、アンタも付き合うのよと強制参加!
でもダイエット中に跳ねる姉の身体は思った以上にプリプリでエロくて!


おすすめ度:★★★★★

思春期の男の子が、身近にいる年上の女性に惚れちゃう。
男子なら誰もが持つ、女性に対する憧れの原風景です。
主人公は、学校ではアイドル的な存在の隣のお姉ちゃんと幼なじみです。
まるで弟と姉のような関係です。
姉は弟を挑発しては、からかっている。
弟は翻弄されながらも、オスとしてムチムチボディの姉から目が離せない。

いじられ好き、マゾ好きの読者にはたまらない作品です。
憧れの年上の女性にいたずら心で挑発されて、赤面してアソコを大きく膨らませているのがバレて、軽蔑の目線でなじられるとかね。
「ニシシ♪」という姉のいたずらっぽい笑顔が、病みつきになりそうです。
思春期の少年が、心も体も、とことん煽られ、とことん焦らされます。

もし主人公が大人の男だったら、これだけ近くに無防備な女性がいたら、勢いに任せて、性欲に負けて、押し倒しちゃうでしょう。
でもね、少年は経験がないから、そんな風にはならない。
このあたりの、惚れた女性の近くにいられたり、からかわれたりするのはハッピーなんだけど、なかなか最後まで行けないし恋人にはなれないという、モヤモヤにリアリティがあふれており、本作品の最大の魅力になっています。

一方で、弟も責められっぱなしではない。
ダイエットのサポートにかこつけて、姉に「か、感じてるわけないでしょ」とか言わせて、さらに責めを続けるなんて逆襲もあったり。
二人の軽快なやり取りに乗せられて、胸キュンの恋に引き込まれました!


【編集後記】
タイトルがツボにハマり、中身も見ずに上記作品を購入しました。
同じ二次元ドリーム文庫の気になる作品はこちら。

ハーレムレジスタンス (二次元ドリーム文庫124)ハーレムレジスタンス (二次元ドリーム文庫124)
(2009/04/05)
竹内けん

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男の愛の言葉をちゃんと受け止めることのできる女性は素敵だ。 「蜜情の宿-ふしだら若女将-」(葉月 奏太)

蜜情の宿-ふしだら若女将- (竹書房ラブロマン文庫)蜜情の宿-ふしだら若女将- (竹書房ラブロマン文庫)
(2012/01/23)
葉月 奏太

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(紹介文)
藤島紗和は信州の老舗温泉旅館「藤島屋」で、清楚で美人の若女将として宿を切り盛りしていた。
しかし、夫の孝志が突然失踪してしまう。
夫が帰ってくるのを待ちながら、若女将として気丈に働く紗和だが、失踪から二年が経過し、心も体も淋しさが募っていた。
そんな時、紗和は地元企業の社長である倉澤敦夫から口説かれ、淋しさからつい抱かれてしまう。
さらに夫の弟である和樹から、「ずっと義姉さんが好きだった」と迫られ、押し倒されて…。
淑やかだった温泉宿の若女将が、未亡人状態の淋しさから男たちに体を許してしまい、しだいに快楽の虜になっていく姿を描いた、淫惑の美熟女エロス。


おすすめ度:★★★★★

夫が失踪したにもかかわらず、懸命にひたむきに旅館を切り盛りする若女将(32歳)。
彼女の苦悩や寂しさなど、心理描写が丁寧に描かれており、引き込まれます。
彼女に惚れる男たち同様、読者も彼女を応援したくなります。
それにしても、ひたむきな女性って、どうしてこんなに男を虜にするのでしょうか。
彼女の健気な姿が、男の守ってあげたい、支えになってあげたい、という保護欲を刺激します。
いてもたってもいられなくなります。
ほっとけないわけです。

着物の似合う淑やかな若女将が、二人の男から求愛され、性の深淵に堕ちていく姿を堪能できました。
ふつう夫でない男と関係を持ち、しかも性感が開発され、どんどん溺れていくと、タイトル通りふしだらになっていきます。
品がなくなって、淫乱になっていきます。
でも、著者が描くヒロインは、けっしてふしだらにならない。
頭の片隅には常に夫のことがあるし、夫を裏切って申し訳ないという気持ちがあります。
このあたり、著者の筆致には、ヒロインに対する愛があふれており、毎度のことながら巧いなあとうならされます。

官能小説らしからぬ、ラブロマンスものとしても楽しめました。
私ね、こんなおっさんですけど、好きな人に「好きだ~!」というのがとっても好きなんです。
人は、好きな人に好きというために生まれてきたんじゃないかと、本気で思ってるくらいです。
年上の実業家と年下の義弟から、愛の告白をされる若女将。
官能小説で、ここまでヒロインを本気で口説くのも珍しいです。
それを逃げも隠れもせずダイレクトに受け止めて、ちゃんと心に響かせてくれる、ヒロインは素敵ですね。
読後、若女将の紗和さんには、ぜったい幸せになってほしいと思いました。


【編集後記】
同著者の気になる作品はこちら。

未亡人バスガイド (竹書房ラブロマン文庫)未亡人バスガイド (竹書房ラブロマン文庫)
(2013/06/24)
葉月 奏太

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あなたの彼女は巨乳ではないし、あなたは巨根ではない件。 「七匹の人妻【つけ狙われて】」(佐伯 秋彦)

七匹の人妻【つけ狙われて】 (フランス書院文庫)七匹の人妻【つけ狙われて】 (フランス書院文庫)
(2013/06/26)
佐伯 秋彦

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(紹介文)
(誰かが私を見ている……ずっと見張られている……)
マンションの窓外に亜矢子が感じる不吉な視線。
夫が出張でいない夜、人妻の前に姿を現わした凌辱者。
リビングに押し倒され、下着を引き剥がされる35歳。
抉り込まれる肉茎、悲鳴はいつしか嗚咽に変わり……
澪香、由貴、ゆり子……飢狼に狩られる七匹の美妻!


おすすめ度:★★★★★

人妻官能ファンの大好物である、人妻官能オムニバスの新刊。

人妻官能オムニバスの魅力とは何でしょうか?
いろんなシチュエーションで、いろんなタイプの人妻が味わえる。
グリコ風に言うと、一粒で七度おいしい。
ただね、期待が大きすぎて、裏切られることもあります。
人妻の心理描写がきちんと描かれていなかったり、舞台設定にリアリティが感じられなかったり。

期待を胸に手にした本書は、人妻官能オムニバスの醍醐味を堪能できました。
人妻にとって、あらゆる場所が悲劇の舞台になりうる。
マンション、学校、エレベーター、オフィス、自宅リビング、病院。
短編であるにもかかわらず、ストーリーとドラマがきちんと練られています。
緊迫感を持たせる舞台設定には、舌を巻きました。
凝っているし、巧いという一言につきます。

人妻の乳房が小ぶりだったり、凌辱者のペニスが短かったり(ただし雁高)するのも、官能小説ファンにとってはニヤリです。
官能小説では、女性は巨乳、男性は巨根というのが常識です。
でも、実際はそんなことないですよね。
脱いでみないと分からないわけですから。
脱がせてみてどんな裸が出てくるか分からないから、ワクワクするのです。
巨乳と巨根という定番の設定は、リアリティが無いだけでなく、読者のドキドキ感を奪っている。
著者は、舞台設定も人物設定も、作品ごとにちゃんとこだわっています。
おそらくそれが官能小説に向き合うときの、著者の信念なのでしょうね。
そのこだわりが垣間見れてうれしくなっちゃいます。


【編集後記】
同著者の気になる人妻作品はこちら。

人妻強奪 夫の目の前で… (フランス書院文庫)人妻強奪 夫の目の前で… (フランス書院文庫)
(2009/08/24)
佐伯 秋彦

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私の理想のタイプは、ふっくらした女性です。 「ふっくら熟れ妻」(葉月 奏太)

ふっくら熟れ妻 (双葉文庫)ふっくら熟れ妻 (双葉文庫)
(2012/05/10)
葉月 奏太

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おすすめ度:★★★★★

(紹介文)
製パンメーカーのルート営業員、田部弘樹の憧れの女性は、得意先のスーパーで働くパート妻の瀬名千春。
肉感ボディを赤いエプロンに包み、優しい笑顔で迎える千春に恋心を膨らませる弘樹だったが、かつて恋人に裏切られた若い経験から、愛しい千春を前にしても緊張するばかり。
そんな時、配達先の病院で人妻ナースの城木郁美が甘い誘いをかけてくる。
書き下ろし長編恥じらいエロス。


主人公はパン屋さんの配達員。
仕事にひたむきで頑張り屋さんです。
ついつい応援したくなります。

配達先やパン工場には、焼きたてのパンのように、ふっくらした人妻たちがいます。
彼は、学生時代のある出来事がきっかけで、女性に苦手意識を持っている。
そんな奥手の彼を、やさしくふんわりと包み込んでくれる、包容力抜群の癒し系人妻。
主人公にとっては、憧れの存在である彼女たちも、プライベートはけっして幸せいっぱいというわけではありません。
それぞれ人知れず不安や悩みを抱えています。
職場での何気ない毎日の出会いが、じつはお互いの心の支えになっていたことが後で分かります。
このあたりの心の通いあいが、丁寧に描かれていて、引き込まれます。

タイトル通り、熟れた人妻ならではのふっくらぶりは、たまりません。
女性に対して「ふっくら」という語感が新鮮です。
さわり心地の良さそうな、
ついつい手が伸びてしまうような、
ふいにぎゅっと抱きしめたくなるような、
それでいて、守ってあげたくなるような、
優しさとかわいさがあふれている。
女性らしい包容力を持ちながら、かつ男性の保護欲をくすぐる。
まさに男性が理想とする女性です!
「むっちり」と言っちゃうと体のことだけだからエロが先行しちゃいます。
でも、「ふっくら」は、体はもちろんのこと、雰囲気も性格も内包しているから、清楚で包容力のあるかわいい人妻を表現するのにぴったりですね。
こんな人妻がいたら、主人公は仕事に行くのが楽しくて仕方ないだろうなと、うらやましい限りです。


【編集後記】
同著者の人妻作品は要チェックです。
人妻官能ファンの僕らが何を読みたいかを、ちゃんと分かってくれている。
そんな著者との出会いこそ、官能小説の醍醐味ですね。

媚熟女デパート (双葉文庫)媚熟女デパート (双葉文庫)
(2012/10/11)
葉月 奏太

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女も男も、成熟すればするほど良くなっていく。それが嬉しい。 「蜜会 濡れる未亡人」(葉月 奏太)

蜜会 濡れる未亡人 (竹書房ラブロマン文庫)蜜会 濡れる未亡人 (竹書房ラブロマン文庫)
(2011/02/28)
葉月 奏太

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おすすめ度:★★★★★

(紹介文)
三十二歳の麻倉美佐子は、三年前に病気で夫を亡くして以来、独り身で暮らしている。
女盛りの体が疼く寂しい夜もあるが、亡夫のことが忘れられない彼女は、男からの誘いはすべて断っていた。
そんなある日、妹の朋美から婚約者の浩之を紹介されて驚く。
義弟となる浩之は亡夫によく似ており、美佐子の心は激しく乱される。
不安定な状態に陥った美佐子は、ずっと言い寄られていた会社の上司につい身を任せてしまう。
三年間の禁欲生活から女に目覚めた美佐子は、さらにその後、浩之とも妖しい雰囲気に…。
貞淑だった未亡人が快楽に溺れていくさまを、注目の新鋭が鮮烈に描ききった禁惑エロスの傑作。


亡き夫に操をたてる、未亡人の心理描写を堪能できます。
過去から未来まで、
明るい部分から暗い部分まで、
貞淑から成熟まで、
余すことなくヒロインの心理に寄り添うことができます。
人妻の心理描写を楽しみたい、人妻官能小説ファンにはたまらない作品に仕上がっています。

妹の婚約者が、亡き夫に似ているって?
そんなのは自分自身への言い訳に過ぎません。
女に生まれたからには、いつまでも女でいたい。
人として生まれたからには、愛したいし、愛されたい。
大人の成熟した女性として、当たり前のことです。
恥ずかしいことでも、後ろめたいことでもありません。
大人の男性とのアバンチュールから、官能に目覚めていきます。
遅まきながら性の花を咲かせていくわけです。
夫を早くに亡くしたからといって憐みの目で見られることを拒絶し、キャリアウーマンとして自立する。
その一方で、恋や性に対しては、好奇心旺盛で素直で率直な面もある。
この二面性が、美しいヒロインの魅力を一層引き立てています。
きっと彼女のことをほっとけない、本気で大切にしたいと思う男性が現れるでしょうね。
本作品を読むと、大人になるのも悪くないなあ、いや、むしろ大人にならないと分からない深遠な世界ってあるのだなあと、うれしい気持ちにさせてくれます。

たとえ性に目覚めていっても、決して下品にはならない
淫乱にならずに、ますます女として輝きを増す。
著者の女性の描きっぷりは、愛にあふれていて見事です。
年齢をへるごとに、女の悦びを経験するごとに、ヒロインは輝いてきます。

久しぶりに読み進めるのが惜しい、もったいない官能作品と出会いました。
一般小説の場合、「一気読みの面白さ!」とよく言われます。
しかし、官能小説の場合、まだその上があるのです。
この先の期待感が膨らみ過ぎて、興奮してアソコが疼き過ぎて、おちおち先を読んでいられない。
読み進めるのがもったいなくて、泣く泣く本を閉じてしまう。
官能小説にとって、これが最上級の褒め言葉なのです。


【編集後記】
前の記事で紹介した、私が今ハマりそうな田舎妻。
関連作品はこちら。

禁断告白 田舎妻のひめ事 (竹書房ラブロマン文庫)禁断告白 田舎妻のひめ事 (竹書房ラブロマン文庫)
(2012/09/27)
人妻告白編集部

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禁断告白 田舎妻の艶肌 (竹書房ラブロマン文庫)禁断告白 田舎妻の艶肌 (竹書房ラブロマン文庫)
(2012/12/25)
人妻告白編集部

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本当に愛する人とセックスする喜びに勝るものはない。 「僕だけの若未亡人」(弓月 誠)

僕だけの若未亡人 憧れの彼女(ひと)は管理人 (フランス書院文庫)僕だけの若未亡人 憧れの彼女(ひと)は管理人 (フランス書院文庫)
(2011/06/23)
弓月 誠

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おすすめ度:★★★★★

(紹介文)
僕が棲む下宿の管理人は、29歳、最高の若未亡人。
部屋中に立ちこめる年上の色香に悩殺されて、
風呂上がりのバスタオル姿に狂わされた甘い日々。
積極的な誘惑を仕掛ける後輩女子大生の登場で、
未亡人の熟れた身体に小さな嫉妬の炎が生まれて・・・
優しく淫らなぬくもりに癒される素敵な下宿生活!


高橋留美子さんの『めぞん一刻』(全15巻)という漫画があります。
下宿している大学生と、下宿屋の管理人である若未亡人の恋を描いたラブコメです。
高校時代に愛読していたので、私の恋愛観や女性観は、『めぞん一刻』の影響を色濃く受けています。

本作品は、漫画『めぞん一刻』をオマージュした官能作品です。
『めぞん一刻』のキャラやストーリーといった雰囲気はそのままに、あの作品がもっと官能的だったら・・・
そんな積年の妄想を叶えてくれる、『めぞん一刻』ファンにはたまらない作品です。

下宿人の主人公が、大学の後輩の彼女と会ったり、彼女から電話がかかってきたりすると、管理人さんはとたんに冷たい態度をとり、しばらく冷戦状態が続く・・・
ハタから見れば、下宿人と管理人さんが相思相愛なのは明らかなのに、本人たちは気づかないという鈍感さは相変わらず。
いつまでたっても、お互い自分の思いを素直に伝えられないわけです。
なかなか思うように進まない二人の恋の行方に、焦らされやきもきした、当時の記憶がよみがえります。

管理人さんと二人きりで過ごす夜のドキドキ感がたまらない。
お互い相手の心を探りながら、秒単位、ミリ単位で心と体が近づいていく。
この雰囲気が良くて、いつまでもそうしていたい。
その先に進んでほしくないような、でもやっぱり進んでほしいような。
管理人さんは、世話好きなお姉さんタイプなのに、恋愛にだけは初心というギャップが、かわいくてたまりません。

やっぱり、本当に愛する人とセックスする喜びに勝るものはないですね。
経験したことのある人にとっては、当たり前。
今さら何言ってるの、という感じでしょう。
でも、分からない人には一生分からない。
言葉で説明して分かるようなものではない。
最愛の人と、ついに結ばれた時の感動が、いつまでも胸に残っています。


【編集後記】
気になる作品はこちら。

禁断告白 田舎妻のあやまち (竹書房ラブロマン文庫)禁断告白 田舎妻のあやまち (竹書房ラブロマン文庫)
(2012/06/12)
人妻告白編集部

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