FC2ブログ

めくるめく視姦の世界へようこそ。 「特命は蜜に濡れて」(著:草凪優、双葉文庫)

Tバックビキニのグラマラスな腰から尻


「特命は蜜に濡れて」(草凪優)

(内容紹介)
女癖の悪さのせいで勤めている会社をクビになりかけていた織田龍之介に、秘密裏に接触してきた常務の重森から次々と与えられるミッションは、女を落とすことだった。ライバル社社長の愛人、現社長の妻、社の重鎮の専務の愛娘と、新たに与えられるターゲットを相手に、龍之介は渾身のテクニックで迫っていく。オリジナル長編性春エロス。


おすすめ度:★★★★

本作品の魅力は、なんといっても主人公の“視姦力”でしょう。
二百人以上のセレブにオイルマッサージを施し、その半数とセックスまでした彼は、人妻を見ただけで抱き心地がどのようなものか生々しく想像できる。
実際にセックスをしなくても、想像の中で脱がせ、抱き、絶頂の声を聞くことができる。
男として、これほどロマンを感じるもの、もとい万能感を感じられるものはないでしょう。
いくつになっても男は、タイプの女性と出会うと必ず、服を脱がせたらどんな体をしているのだろうかとか、セックスの時はどんな風にあえぐのだろうかと想像するものですが、それを地で行く主人公。
考えてみれば、“視姦”がマスターできれば、全知全能の神になったようなものでしょう。
実際に脱がさずとも脱がせ、実際に抱かずとも抱くことができるわけですからね。
ただ、その視姦力を身につけるには、人並みはずれた濃密な性体験が必要なわけで、凡人には無理そうです。
やはり、ただセックスをしたというのではなく、二百人以上の人妻にオイルマッサージを施し、女性の性感を学んだという経験が重要なのでしょうね。

本作品のヒロインたちは、人妻官能ファンにとっては、まさに膝を打つ熟女ぶりです。
40代後半の人妻が、何の遠慮も無くバンバン登場します。
官能小説でよくありがちな、メインは20代の若妻だけど、30代の人妻もちょっと混ぜときますといった、半端な気持ちでは全然ないです。
本物の熟女をしっかり書き切りたいという著者の熱意が伝わってきて、好感が持てます。
熟れに熟れたムッチムチのボディ、さわる前から濡れ濡れになっているアソコ、いったん火が付くとどこまでもオルガズムをむさぼる貪欲さといった、ありのままの熟女がリアルに描かれています。
若い女性が好きな男にとっては欠点になってしまうような、熟れすぎて少し崩れつつあるようなボディも丁寧に描かれていて、熟女妻を抱いているという臨場感をたっぷり味わえます。
私も自分が20代のうちは、さすがに40代の女性は抱けないなと思っていましたが、自分もアラフォーの歳になったので、その心配は無用です。
自分も40代になってしまえば、40代の女性は同級生ですからね。

40代の熟女と、骨までとろけるような濃厚なセックスに溺れたい!
スポンサーサイト
デリヘルもソープもイメクラも気に入った子がきっと見つかる
超大型リニューアル中の大好評風俗情報サイト!
FC2公認の男性用高額求人サイトが誕生!
稼ぎたい男子はここで仕事を探せ!

Mの女とSの男が出会う瞬間のスリルを目撃せよ。 「美人キャスター・隷獣」(著:綺羅光、フランス書院文庫)

美人キャスター


「美人キャスター・隷獣」(綺羅光)

(内容紹介)
日本中の男が憧れる、知性と教養と気品を兼ねそなえた美人キャスターの果肉を貫きながら、海藤はたおやかな乳房にむしゃぶりついた。汚辱に震える裸身が嬲られ、突かれ、抉られてのけぞる!


おすすめ度:★★★★

「奴隷」になる悦びを潜在的に内に秘めた女と、「奴隷」を持つ歓びを知る男。
この二人が出会う瞬間のスリルはゾクゾクするものがある。
周りの誰も気づいていない。
本人たちだけが気づいている。
Mの女としては、Sの男に見抜かれたら最後、一貫の終わりである。
お茶の間で大人気の、知性と気品あふれる美人キャスターがテレビ局を舞台に、内に秘めたM性を開花させていく。
得意気にニュースを読み、的確な批評を繰り出す、キャスターとしての姿とのギャップがたまらない。
平凡な人妻が日常の中で堕ちていくのとはまた違う、男としての優越感と痛快感がある。
匂い立つ色気を放つようになったヒロインは、周りの男という男を自然と虜にしていく。
なかでも、全国生放送中に行われるセクハラの臨場感は、本作品のクライマックスといってもいいだろう。

悪役は、ポルノ俳優で犯し役専門の海藤雷児。
悪役のキャラを立たせるのは、著者の得意とするところだが、ヒロインを輝かせるため、あえて雷児については筆を抑えた印象である。
花村萬月のハードボイルドならば、一級の人気キャラクターになりそうな、どこか哀愁ただよう中年だけに惜しい気もする。
官能小説なので、悪役はヒロインを引き立たせる役回りであり、ヒロインを食ってしまうわけにはいかないのは百も承知だが、雷児だって本当は悩みも葛藤も抱えているはずで、そのあたりをじっくり描いた続編を期待するのは私だけだろうか。

とにかく、女子アナ好き、中でも、バラエティに出てくるようななんちゃってアナではなく、お堅いニュースを読んでいる知的で清楚な美人アナが好きな人には、妄想たくましくなる、たまらない作品です。


【編集後記】
上記作品ともう一作品を新書判に収めたのがこちら。
「綺羅光プレミアム〈6〉美人キャスター・隷獣-未亡人・肉奴隷」

人妻凌辱小説初心者はこれだけは読んどけ! 「未亡人・肉奴隷」(著:綺羅光、フランス書院)

究極の曲線美


「未亡人・肉奴隷」(綺羅光)

(内容紹介)
哀しみに暮れる美貌が蠱惑的な未亡人・由希。
ここまで堕とされた未亡人はいない!
29歳の由希を奴隷調教する淫獣の罠。
美しき女よ、犯されながら何を思い夢見るのか。
「奴隷」になる悦び、「奴隷」を持つ歓び——
綺羅光の魂がスパークする「凌辱愛」


おすすめ度:★★★★

閉鎖的な田舎町を舞台に、そこで強大な影響力を持つ老舗会社のワンマン社長が、最愛の夫を亡くした人妻を堕とすために、数々の罠を仕掛ける。

本作品に登場する悪役は、三人組である。老舗三代目のボンクラ社長、社長の腰巾着の専務、体力自慢の総務部長。まあ、この三人のオヤジギャグ満載の掛け合いを聞いているだけで、ハラワタが煮えくりかえってくる。とにかく、アホで低能で、性欲だけは底なしの、愚劣な男たちである。一言でいえば人間のクズである。この三バカトリオのキャラが立っていて秀逸。凌辱描写ばかりで単調になりがちな凌辱作品ですが、この悪役三人組の存在が、読者を最後まで飽きさせないし、かつヒロインの悲哀感をいっそう強調するのに成功している。まさに助演男優賞ものです。

ねちっこい調教を受け続けるうちに、未亡人は少しずつ堕とされていき、理性が崩壊していく。一般的に、堕ちていけばいくほど、ヒロインは卑猥な言葉を簡単に吐くようになり、下品ではしたなくなり、読者は途中で本を投げ出したくなる、という官能小説も少なくない。しかしながら、著者の描く人妻に関しては、登場人物たちもつぶやいている通り、いくら抱いても飽きることがない。いくら堕とされて淫乱になっても、けっして下品になることなく、ますます男の欲情を誘う。流麗な筆致、気の抜けた擬音、美しい人妻、三バカトリオ・・・もう凌辱文学なのかギャグなのか、真面目なのか不真面目なのか、分からない。このあたりのバランスが絶妙でさすがである。

まさに、永遠に読み継がれる人妻凌辱文学の傑作でした。


【編集後記】
上記作品ともう一作品を新書判に収めたのがこちら。
「綺羅光プレミアム〈6〉美人キャスター・隷獣 未亡人・肉奴隷」

結局、大人の男にとってのファンタジーって何なの? 「とらわれ」(葉月 奏太)

とらわれ (コスミック文庫)とらわれ (コスミック文庫)
(2013/07/18)
葉月 奏太

商品詳細を見る


(紹介文)
三十二歳という若さで未亡人になった兄嫁の京子。
悲しみに打ち震える京子の美しさに抗えず、義弟の裕二は禁断の果実に触れてしまう。
だが、憧れつづけた兄嫁は、淑やかな雰囲気とは裏腹に淫蕩で、さらには魔性の貌を隠し持っていた…。
表題作ほか情緒とファンタジーに満ちた六編を収録した気鋭のオリジナル作品集。


おすすめ度:★★★★

昔好きだった女性に伝えられなかった想い。
その想いをちゃんと伝えていればどんな人生だっただろうかという妄想。
長年連れ添ってきた妻をいたわってやれなかったという後悔。

心にいろんな“やり残した感”を抱えている大人の男たち。
仕事が一段落して、人生の老い先が見えてくることで、今まで気づかないふりをしてきた“やり残した感”がクローズアップされてきます。
本作品は、そんな彼らにとって、あの頃できなかったことを叶えてくれるファンタジーです。
疲れた大人の男に、ふと訪れる心のトキメキ。
若い読者なら、“老いらくの恋”とか“甘美な幻想”に過ぎないと笑うかもしれない。
でも、人生経験豊富な読者にとっては、琴線に触れる何かがあります。
もはや官能小説という小さな枠を超越しているといっても過言ではありません。
官能だけに終わらず、心ににグッときてホロりとさせられる。

「なにをやってるんだ。俺は・・・」
常識や理性に縛られて、がんじがらめになっている中年男にとっての、キラーセンテンスです。
みんな、これを言いたいのです。
みんな、これをふと漏らしてしまうようなことをやりたいのです。
まだまだ俺も男として捨てたもんじゃないのだ、という実感を味わいたい。
その後、男たちはどこへ向かうのか。
それは、それぞれの読者にゆだねられています。

本当に大切なものは何なのか?
自分が生まれてきた意味は何なのか?
ふと立ち止まって、自分ひとりの時間を作って考えたくなる。
短編集全体にわたって、大人の男の哀愁がただよいます。
ファンタジーあり、旅情あり、余韻たっぷりの豊潤な作品。
人妻の細やかな心理描写を得意とする著者が、中年の夫たちの心理を描くとこうなるんですね。


【編集後記】
葉月奏太さんは、当ブログ一押しの作家さんです。
気になる作品はこちら。

桃源郷で逢いましょう (廣済堂文庫)桃源郷で逢いましょう (廣済堂文庫)
(2013/05/16)
葉月 奏太

商品詳細を見る

無邪気な年下の兄嫁に男心をくすぐられた。 「年下の兄嫁【強引な和姦】」(宗像 倫)

年下の兄嫁【強引な和姦】 (フランス書院文庫)年下の兄嫁【強引な和姦】 (フランス書院文庫)
(2013/02/25)
宗像 倫

商品詳細を見る


おすすめ度:★★★★

(紹介文)
(兄貴がいないところで、彼女を俺の女にしてやる)
いつも飾り気なく、親しげな態度で接してくれる美香。
24歳、可憐ながらも気品に満ちた兄嫁の裸身を目にした瞬間、
牡の欲望は目覚め、憧れの操を奪いにかかった!
抗う心とは裏腹に、美香の隠された性が徐々に露わに……。
「感じてるんでしょ、我慢しないで声を上げてもいいんだよ」


兄が連れてきた婚約者に一目惚れしてしまう主人公。
もっと早く出会っていたら・・・
かわいい兄嫁が、無邪気で親しげに接してくれるから、主人公は悶々とした欲望をつのらせていきます。

義弟が兄嫁に乱暴するのでは、リアリティがありません。
現実の義弟と兄嫁なら、凌辱とはならないはずです。
それは、ただの犯罪です。
逮捕されます。
凌辱ではなく、理性がはたらいて抵抗する兄嫁を、なかば強引に、なし崩し的に体を開かせていきます。
俗にいう、“力づくの和姦”です。
本気で抵抗されたら、引いてしまいますが、ゆるやかに抵抗するのを、強引に衣服を一枚ずつ引きはがしていく。
口づけしても全然開いてくれない唇に、少しずつ舌を差し入れていき、甘い唾液を吸う。
秒単位、ミリ単位で女体を自分のものにしていく。
そこに興奮するし、男の征服欲が満たされるわけです。

会うたびに変わっていく兄嫁の下着にも注目です。
初めは突然のことで、地味ではき古したベージュのパンティだったのが、
鮮やかな下着になったり、真新しい上下揃いの下着になったりする。
イヤイヤと言っているわりに、会う前から脱がされることを想定して準備してきたのではと勘ぐってしまう。
こんな下着をはいていること自体が、夫への裏切りです。

それにしても、著者は無邪気な女性を描くのが抜群にうまい。
かわいい女の子にこれをやられたら、男は100%陥落してしまいます。
男心を確実に的確に、いとも簡単にくすぐってきます。
自分が年をとってきたせいかもしれませんが、年下の女性も意外といいもんですね。
初心な女性を、自分好みの大人の女に育てる悦楽。
官能世界がまた広がりました!


【編集後記】
気になる作品はこちら。

みんなの嫁 (二見文庫)みんなの嫁 (二見文庫)
(2012/11/26)
霧原 一輝

商品詳細を見る

サラリーマンなら押さえておきたい大江戸巨魂侍(きょこんざむらい)。 「大江戸巨魂侍二 妖女邪教団」(鳴海 丈)

大江戸巨魂侍二  妖女邪教団 (廣済堂文庫)大江戸巨魂侍二 妖女邪教団 (廣済堂文庫)
(2013/06/18)
鳴海 丈

商品詳細を見る


おすすめ度:★★★★

(紹介文)
夜更けの江戸をさまよう裸の美女を救ったのは、正義の浪人・巨城魂之介。
しかし記憶をなくして淫乱そのものとなっていた美女は魂之介の目の前で無残にも殺されてしまう!
折しも江戸では、美人教祖・緋真里の霊光教団という宗教が大人気だったが、その実態は若い娘たちを淫戯で洗脳して大陰謀を企む邪教団であった。
剣の腕も一流なら股間の道具も国宝級の魂之介がその陰謀を見破り、美女も悪党も撫で斬りにしてゆく!!
大好評の前作を凌ぐ、巨魂侍が痛快無類の活躍を見せる第二弾!!


大江戸巨魂侍(きょこんざむらい)!
名前からしてぶっ飛んでいます。
自分で巨魂(巨根)と名乗るのは、男として相当自信がないとできません。
悪を斬ることにかけて、純粋でまっすぐなんだけど、けっして独善的に陥らない。
天下御免の素浪人。
剣の腕も下半身も、めっぽう強くてたくましい。
土方歳三や坂本龍馬もいいですが、巨城魂之介(おおしろたまのすけ)こそ、日本最強の快男児でしょう。

彼のお珍宝も必見です。
官能小説史上、もっとも立派といっても過言ではない。
エラ、色、大きさ、熱さ、硬さ、脈打ち・・・
こんな凶暴なものを抜き差しされたら、女性はアソコがひりひりして痛いのではないかと、野暮な心配をしてしまいます。
しかし、女たちは一瞬にして、この男の、この一物の虜になります。
性に目覚め、女に生まれた悦びを堪能するわけです。
敵方の女に罰を与えるため、目を覚まさせるために、あえて貫くことがあります。
(自分の欲求を満たしたいからという、低俗な理由ではありません)
すると、今度は、女からいい寄ってくるようになる。
彼の悪退治に力を貸してくれるようになります。

どんな経緯があったとしても、一度情を交わした女が頼ってきたら、命に代えても守る。
抱いてと言われれば、抱いてやる。
ねえ、しびれるでしょう。
この世界感がたまらない。
まさに男も憧れる男です。
しがないサラリーマンにとって、男のロマンを叶えてくれる巨魂侍シリーズ。
続編が待ち遠しいです!


【編集後記】
上記作品は、シリーズ2作目。
気になる1作目はこちら。

大江戸巨魂侍 (廣済堂文庫)大江戸巨魂侍 (廣済堂文庫)
(2012/10/16)
鳴海 丈

商品詳細を見る

あなたと再会できたら、僕はなんて言うだろう。 「艶文」(藍川 京)

艶文 (コスミック文庫)艶文 (コスミック文庫)
(2013/03/18)
藍川 京

商品詳細を見る


おすすめ度:★★★★

(紹介文)
大地震の翌日、散乱した部屋の中から見つかった古い手紙の束。
それはかつて紗絵子に想いを寄せていた年上の男からの恋文だった。
過去の想い出に誘われ男と再会した紗絵子だったが、十五年の歳月は穏やかだった男を獣に変えていた…。
表題作「艶文」ほか、時を超えて結ばれる女たちの情炎を描く官能作品集。


誰しも忘れられない異性(ひと)というのがいるはずです。
もしその人と結ばれていたら、どうなっていただろう。
ふとした時にその人との記憶がよみがえります。
会いたいと思うことがあります。
辛いとき、寂しいとき、夜眠るとき・・・
心のどこかで、その人と再会できることを信じています。
何もなかったからこそ、口づけだけだったからこそ、余韻が残っているのかもしれない。
思いがふくらんでいくのかもしれない。

本作品は、大人の女性が、時を経て、忘れられない男性と再会する官能短編集です。
若い二人であればゆっくり進展していくのでしょうが、運命的に再会した大人の二人は・・・
感情に素直になれるだろうか。
欲望を受け入れられるだろうか。
運命に身を任せられるだろうか。
これまでの時の長さが、二人のためらいを無くしてくれる。
もう二度と会えないかもしれない。
人生の残りが見えてきて、運命の貴重さに気付いている二人は、互いを貪欲に欲しがります。
その潔さが気持ちいいし、生きているという実感を覚えます。


永遠の初恋のあの人に、また会いたい!


【編集後記】
会社の昼休みに立ち読みしているのがこちら。

エロスのお作法エロスのお作法
(2013/04/12)
壇 蜜

商品詳細を見る

気の強い女が性奴隷に堕ちる瞬間が、一番美しい。 「人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】」(綺羅 光)

人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】 (フランス書院文庫)人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】 (フランス書院文庫)
(2013/03/25)
綺羅 光

商品詳細を見る


おすすめ度:★★★★

(紹介文)
藤平潤子 ― 学園の教員や父兄から羨望の視線を浴びる人妻。
色事師の羽生雅彦は潤子に匹敵する美貌の令夫人を探していた。
最高級の人妻が一堂に会する奴隷の宴を実現するために!
選ばれたのは、才色兼備の女編集者・安藤香奈、
勝ち気な性格が魅力の春日里華、元女教師・本城留美子……
綺羅光にしか描けない“永遠の人妻たち”の祭典はまもなく!


『人妻奴隷コンテスト』が見られるのかと思って読み始めましたが、世の中そんなに甘くない。
本作品は、エントリーする人妻奴隷たちを探すところまで。
でもね、それは正解です。
たしかに、官能小説史上、最も美しい人妻・藤平潤子の男殺しの艶っぽさは、まったく色あせていませんでした。
別格です。
でも、完全に堕ちている女性をいくらいじめたところで、それ以上の悦びは生まれません。
読者としては、新たな人妻が性奴隷に堕ちていくところを見たい。

学生時代の私は、一度も女性と付き合ったことないのに、「付き合うまでの過程が一番楽しい。付き合い出したら飽きるだろうな・・・」なんて暴言を吐いていました。
でも、ある意味、真理を突いています。
官能小説に置き換えるなら、“堕ちるまでの過程が一番楽しい”わけです。
キャリアウーマン、じゃじゃ馬、清純派の人妻が、どんな風に堕ちていくのか、豹変してしまうのか。

下品な成金おやじたちが、幸運にもいい女を自由にする悦びを覚える。
言うに事欠いて、何を言い出すのかと思ったら、「人妻奴隷コンテストをやりたい!」です。
あきれて目が点になりましたよ。
はっきり言って、アホです。
いい年こいて、もっと他に考えることは無いのかと言いたい!
今どき、中学生でも、もう少しましな妄想をしそうです。
弁解のしようもないくらいアホですが・・・
読者にとっては、アホ過ぎてナイスです。
おかげで、羽生ちゃんは、藤平潤子に対抗できるくらいの三人を探さなきゃならなくなる。
(羽生ちゃんの仕事にかける情熱は本物ですね。)

もともとそういう趣味はなかったのですが、今まで眠っていた嗜虐欲を刺激されました。
勝気で、生意気で、スケベな男を見下したようなじゃじゃ馬。
こういう女に限って、“いい男”にはからきし弱いってのも癪(しゃく)にさわる。
こういう女、あなたの会社にもきっといるはずです。
嗜虐欲が目を覚まし、妄想の中で徹底的にいじめぬく。
溜飲が下がり、胸のすく思いがするのは、世の男性も同じではないでしょうか!?


【編集後記】
気になる作品はこちら。

艶文 (コスミック文庫)艶文 (コスミック文庫)
(2013/03/18)
藍川 京

商品詳細を見る

震災時の、我々のモラルと良心を問う、問題作。 「奴隷街」(御堂乱)

奴隷街: すべての女が牝になった (フランス書院文庫)奴隷街: すべての女が牝になった (フランス書院文庫)
(2013/04/25)
御堂 乱

商品詳細を見る



おすすめ度:★★★★

(紹介文)
「娘には手を出さないで!私は何をされてもいいから」
暴徒に押し倒され、白い裸身を震わせる人妻・志保。
割り広げられた38歳の太腿、群がる男の手指、肉茎・・・
大災害で治安を失った街は「レイプ劇場」と化した!
牝を求めて民家へ学校へ病院へ押し寄せる飢狼の群れ。
母親が、女教師が、女医が、道ばたで凌辱される狂宴!


未曾有の大震災により、東京は無法地帯と化す。
夢や希望を失った青年。
家族や財産を失った中年。
混乱に乗じて、彼らが集団で、かねてから憧れていた女たちを襲う。
世の中が治安を失うと、自暴自棄になると、人間はここまで下劣になってしまうのでしょうか。
もちろんあってはならないことである。
もし、この作品にリアリティがないと思えたなら、我々は喜んでいいのかもしれない。
現実の我々は、どんなに悪くても、もう少しはまともだということだから。

男たちのターゲットになるのは、いつだって、彼らの情欲をあおる美しい女たち。
いい女に生まれたことを後悔するほどの恥辱。
はたして、狼藉をはたらく卑怯な男たちに天罰は下るのか!?

初めてこの作品の存在を知ったとき、戦慄が走りました。
思いつきそうで、誰も思いつかなかった、大震災後の無法地帯という設定が秀逸です。
そんな妄想したことなかったけど、言われてみると、読みたくて仕方ない。
無謀な設定にもかかわらず、娯楽性と官能性を高いレベルで両立させる、著者の筆致は見事です。

恥ずかしながら、ひさびさに官能小説を読みながら、自慰にふけってしまいましたよ。
ふつう、官能小説を読むときは、自慰をするつもりはないはずです。
自慰をするなら、画像とか動画とか、もっと手っ取り早いものがありますからね。
お風呂で本作品を読んでいたのですが、アソコがうずき、気がつくとボディソープをぬりたくり、しごきあげている自分がいました・・・
そんなつもりは全然なかったのに、ついうっかりアソコに手が伸びている。
これぞ、官能小説の醍醐味ですね。


【編集後記】
今、楽しんでいるエッセイ本はこちら。

すべての女は美しい (だいわ文庫)すべての女は美しい (だいわ文庫)
(2006/09)
荒木 経惟

商品詳細を見る

旧家と未亡人兄嫁に隠された背徳の秘密とは。 「二階堂家の兄嫁」(葉月 奏太)

二階堂家の兄嫁 (双葉文庫)二階堂家の兄嫁 (双葉文庫)
(2013/03/14)
葉月 奏太

商品詳細を見る


おすすめ度:★★★★

(紹介文)
東京で大学生活を送る二階堂亮平は、旧家の跡取りである兄が急死したとの報せを受けて久々に郷里の山梨に戻る。
出迎えたのは、これが初対面となる兄嫁・雪乃。
喪服に身を包み、憔悴しきった表情で亮平を見つめる麗しい兄嫁に、亮平は一目で惹かれる。
今後も二階堂家の嫁として留まる決意を明かした雪乃に秘かに胸を高鳴らせる亮平だったが、葬儀の夜、仏間から妖しい吐息が漏れてきて・・・。
書き下ろし長編禁断エロス。


大学生の主人公は、田舎に帰って初めて未亡人兄嫁と出会います。
ジメっとした旧家を舞台に、仲違いしている父親との関係を背景に、
兄嫁に一目ぼれしてから、どんどん本気で惚れていくまでを、
みずみずしく読みやすい文体で描いています。
“水を飲むように本を読む”とは、まさにこのことです。

男のロマン小説らしく、久しぶりに田舎に帰った主人公には、いろんな女性との出会いが待っています。
兄嫁だけでなく、いろんなジャンル(要素)の女性を味わえる、おいしい作品に仕上がっています。
でもね、肝心の兄嫁とは、一向に心が近づけない。
この葛藤、鬱屈、もどかしさ・・・
いろんな女性との出会いを重ねていくうちに、自分が本当に好きなのは誰か分かってくる。
男って、確かにそういうところがあります。
他の女性によそ見してみて、初めて自分が誰に惚れているか、誰を失いたくないか気づくことができる。
女性にとったらけしからん話でしょうが、私の経験からも、これはリアルな真実です。

兄嫁の行動は描かれていますが、兄嫁の心理描写はあえて省略されています。
兄嫁が、何を考えているのか、本当は誰のことを好きなのかは最後まで分かりません。
他の女性はみんな分かりやすい性格ですが、兄嫁だけは分からない。
このギャップが兄嫁の色っぽさをいっそう引き立てています。
分からないからこそ、男は彼女に“理想の女”を見て、追いかけたくなるのでしょうね。
読後、旧家に隠された秘密はすべて明らかになったわけではない、まだ兄嫁にまつわる重大な秘密が隠されている、と感じるのは私だけでしょうか。


【編集後記】
双葉文庫の同著者の作品はこちら。

ふっくら熟れ妻 (双葉文庫)ふっくら熟れ妻 (双葉文庫)
(2012/05/10)
葉月 奏太

商品詳細を見る


媚熟女デパート (双葉文庫)媚熟女デパート (双葉文庫)
(2012/10/11)
葉月 奏太

商品詳細を見る

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。