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産婦人科という設定を活かした、バランスよい人妻官能作品。 「誑かす【三人の若妻】」(御堂 乱)

誑かす【三人の若妻】 (フランス書院文庫)誑かす【三人の若妻】 (フランス書院文庫)
(2012/01/23)
御堂 乱

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おすすめ度:★★★★★

皆さんは、婦人科医になりたいという妄想をいだいたことはないでしょうか?
医者という仮面をかぶり、診察室で人妻の裸体を堪能するわけです。
乳がん検診といつわって、豊満なおっぱいを心ゆくまで揉みこみたい。
複雑に育った花弁を鑑賞しながら、偶然をよそおって淫核を刺激したい。
性感の開発された人妻は、思わず感じてしまって、声を上げそうになる。
「痛くないですか?」と言わずもがなな質問をしつつ、下唇を噛みながらグッとこらえる人妻の表情を楽しむ。
そんな妄想を叶えてくれるのが本作品です。

清楚な若妻、ナイスバディを誇る勝気なセレブ妻、和装の似合う30代後半の熟れた令夫人。
三人の人妻がターゲットです。

婦人科ものは、すぐに診察というの前提がなし崩しになって、ただの凌辱ものと変わらなくなってがっかりすることが多いです。
その点、本作品は、診察という設定にしっかりこだわっていて、人妻の恥じらいを堪能できました。

後半は、令夫人の豪邸に乗り込みます。
診察室での乱れっぷりをネタに、召使いたちが同じ屋根の下にいる状況で、ねちっこく責め上げていきます。
著者独特のユーモアあふれる無茶をしますが、ファンなら思わずニヤリとしてしまうでしょう。

人妻もの、婦人科ものとして、バランスのいい作品に仕上がっています。
久しぶりに官能小説でヌキました。
人妻官能小説ファンとしては、令夫人が一番好きだし、メインヒロインにしてくれたのは大正解です。
92センチの多産型のヒップにこだわった描写は、尻スキーにはたまりませんでした。
しかし、ヌイたのは若妻でした。
治療のために我慢しなきゃと自分に言い聞かせつつも、性感を高ぶらせてしまうことに戸惑う、世間知らずの若妻・・・
婦人科ものとウブな若妻の相性も抜群ですね。


【編集後記】
同著者の気になる作品はこちら。

蔵の中の未亡人兄嫁 (フランス書院文庫)蔵の中の未亡人兄嫁 (フランス書院文庫)
(2008/08/22)
御堂 乱

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既婚者のモヤモヤの正体をあばく、性愛小説の極致。 「花酔ひ」(村山 由佳)

花酔ひ花酔ひ
(2012/02)
村山 由佳

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おすすめ度:★★★★★

バレンタインデーに、妻はチョコと一緒に本をプレゼントしてくれます。
今年は「どんな本がいい?」と聞かれたので、「一般小説で思いっきり官能的な作品がいいな。不倫小説とかね」と答えました。
今年のバレンタインに、妻からもらったのが本作品です。

本作品は、
恋というほど 激しくはなく
愛というほど 穏やかでもない
大人の情愛を描いた性愛小説です。

視点が、二組の夫婦(4人)の間で目まぐるしく変わります。
視点の転換と不倫小説の相性はバッチリです。
妻にあんな風に思われていた夫が、逆に妻のことをこんな風に思っていたのかというのが、リアリティを生んでおり、厚みのある夫婦像を浮かび上がらせています。
不倫ものって、妻なら妻、夫なら夫の一人の視点で書かれると、不公平で薄っぺらなものになります。
不倫する人の配偶者は、だいたいつまらない人として描かれます。
たとえば、煙草をやめない、気がきかない、エッチが自分本位・・・
でも、実際はそんな一方的ではないはずです。
どんな人間でもいいところもあれば悪いところもあります。
好きになれば何でもよく見えるし、気持ちが冷めてくれば同じことでも悪く見えるだけです。

東京の下町と京都を舞台に、日本的な情緒を織り交ぜて、既婚者の情愛を描き切っています。
官能文学の極致と言ったら言い過ぎでしょうか。
私が今までに読んだ性愛小説の中でも一番官能的でした。

ハタから見れば、幸せな家庭を築いているし、そのことに感謝もしています。
でも、心のどこかに隠しきれないモヤモヤがあります。
心の渇きとか、そんなかっこいいものじゃありません。
曖昧模糊としたもの、それはもうモヤモヤと呼ぶしかないのです。
そのモヤモヤの正体が、本作品で明らかになります。
結婚して10年以上の既婚者が、ゆっくりと味わいながら読みすすめたい、大人の作品です。
ホワイトデーに奥様へプレゼントして、夫婦で楽しむのもオススメです。


【編集後記】
同著者の気になる官能作品はこちら。
誰かと重なり合いたいという、根源的な欲望を抱える12人の女性たちの長編連作小説。

アダルト・エデュケーションアダルト・エデュケーション
(2010/07/22)
村山 由佳

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通勤電車で読みたい、中年サラリーマンが元気になれる性愛小説。 「夜の桃」(石田 衣良)

夜の桃 (新潮文庫)夜の桃 (新潮文庫)
(2010/12)
石田 衣良

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おすすめ度:★★★★★

45歳の主人公は、時代の寵児ともてはやされるIT会社社長。
美しい妻とグラマーな愛人、ふたりの女の間を行きかい、彼は十分に満足していた。
そんな折、一人のやせっぽちの若い女と出会うことで、彼の人生は転がり始める・・・

それにしても、「肌が合う」とはどういうことをいうのでしょうか。
よく40代の女性は、肌が合いやすいと言います。
男性経験が豊かなので、相手がこう来るなら、私はこう行くと、相手に合わせることができるのです。
でも、本作品の「肌が合う」は、それとはまったく次元が違います。
もっと奇跡的で運命的なものです。
肌が触れ合っただけで電気が走る。
肉棒の形に合わせてアソコが変化する。
男に生まれたからには、「肌が合う」というのを、一度でいいから体験してみたいものです。
ただし、お互いが最高の相手なわけで、一度で済むわけがなく、すべてを失うリスクがあります。

本作品には、中年サラリーマンの心をくすぐる言葉が散りばめられています。

金にも物にも果てがなかった。
だが、そういう世のなかで、男と女のことだけは別だった。
どれほど金があっても、愛情やほんとうにいいセックスは買うことができない。
どこかのIT成金が金で買えないものはないといったが、ああいったことをいうのは決まって女にもてない男だった。
どちらも経験したことのない人間だけが、愛といいセックスを買えると思いこむのだ。
貧しい者が、金さえあれば幸福になれると信じるように。


痛快です。
平凡な中年サラリーマンの溜飲が下がります。


雅人は肩を抱いた手を、女の胸の先に伸ばした。
麻衣佳の乳輪は濃くておおきい。
遊んでいるといわれる形だが、崩れているのが逆に雅人の好みだった。


会社の上司も、乳輪好きを公言しています。(公言するようなことか!?)
乳輪は大きければ大きいほどよい、と言います。
乳首は大きすぎない方がいいですが、乳輪が小さかったり、色が薄かったりすると、上品すぎてがっかりしてしまいます。


「やっぱり太ったのかな」
「いいや、昔よりもずっといい女になった。結局、色気っていうのは、どれだけ自分の欲望を認められるようになるかってことなのかもしれないな」


欲望は生のエンジンである。
主人公は欲望に素直に生きた。
世間の物差しではかったら、彼は転落したと言えるかもしれない。
けれども、彼は後悔なんてしないだろう。
欲望にまっすぐに生きた、愛した。
彼の人生を、彼は生きたのです。

我々が、「結婚している」「守るべきものがある」「もう中年のオッサンだから」などとうそぶいて、とても飛び込むことができない官能世界を堪能できました。
平凡な中年サラリーマンが、通勤電車で読んで、元気になれる快作です。
元気になりすぎて、一日中、下半身がムズムズします。
「肌が合う」女性との出会いを妄想して、トキメキとうすら寒さが同時に襲ってくる。
ドキドキして仕事が手につかなくなる。
自意識過剰になって、会社の女性とまともに目を合わせられない。
こんな性愛小説を待っていたのです。


【編集後記】
本日、リアル書店で購入した新刊はこちら。
舞台は産婦人科の診察室です。

誑かす【三人の若妻】 (フランス書院文庫)誑かす【三人の若妻】 (フランス書院文庫)
(2012/01/23)
御堂 乱

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少年が継母を憎むようになる展開は秀逸だが、延々と続く凌辱は退屈。 「年上の美囚―継母と若叔母」(麻実 克人)

年上の美囚―継母と若叔母 (フランス書院文庫)年上の美囚―継母と若叔母 (フランス書院文庫)
(2005/10)
麻実 克人

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おすすめ度:★★★

少年と継母は仲が良く、理想的な家庭を築いていた。
しかし、継母の妹である若叔母が少年を誘惑し、継母のせいで夫を奪われた少年の実母が、いかに不遇の最期を送ったかを語る。
若叔母には、お淑やかでしあわせな姉に対する、ぬぐい難い嫉妬心があったのだ。
少年は大好きな継母に裏切られたと感じ、継母を問い詰める。
大好きで仕方ないがゆえに、ゆがんだ愛となって、継母に襲いかかる。
このあたり、理想的な家庭が、ガタガタと音を立てて崩壊していくさまが、リアルに描かれており、一気に作品世界に引き込まれた。
継母の豊満さも貞淑さも理想的です。

ただ、あまりにも早く継母が完堕ちしていまったのが残念でした。
結局、前半以上の恥辱は与えられず、同じような責めが続くので、後半は流し読みになってしまいました。
あくまで復讐ということに焦点を当てて、少年にはジワジワと責めてほしかった。
父親の目を盗んだ軽い悪戯から始まり、
悪友たちを呼んできて、好きにさせたり、
恥辱をあおるため、若叔母に鑑賞させたり。
性の喜びに目覚めた熟母は、少年の一物がないと生きられない体になってしまい、ラストで二人は本当の愛に気づく・・・

義母もので、少年が実母を奪われた恨みから、ねっとりイジめるという官能小説は、ありそうでなかなかありません。
本作品は、幸せな姉のことを妬む継母の妹が、少年に継母を恨むようになるきっかけを与えるという展開が秀逸だっただけに、もったいなかったです。


【編集後記】
本作品は、2006年「この文庫がすごい!」(宝島社)官能小説部門第1位受賞。
ちなみに、2005年と2007年の第1位はこちら。

2005年第1位
のぞき穴 若妻の秘密 (フランス書院文庫)のぞき穴 若妻の秘密 (フランス書院文庫)
(2004/07)
冬野 蛍

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2007年第1位
独身叔母と人妻と高校生 (フランス書院文庫)独身叔母と人妻と高校生 (フランス書院文庫)
(2006/08)
神瀬 知巳

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不倫相手と再婚した女のその後、教えます。 「不機嫌な果実」(林 真理子)

不機嫌な果実 (文春文庫)不機嫌な果実 (文春文庫)
(2001/01)
林 真理子

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おすすめ度:★★★★

同著者の 「ミスキャスト (講談社文庫)」は、夫を主人公にした不倫小説でした。
本作品は、人妻を主人公にした不倫小説です。

「ミスキャスト」の主人公に対して、私は「この俗物が!」と声を荒げました。
本作品のヒロイン・麻也子(32歳)も、誰かとの比較でしか自分の幸せを計れない女俗物です。

ひょっとすると、自分の夫はみっともない方なんじゃないか。
私って本当はついていない人間なんじゃないだろうか。
自分だけが損をしている・・・

「もっともっと欲しい!」というバブルの時代。
世間体という古い価値観に囚われた親たちの世代。
それらの影響をもろに受けているのでしょう。
現代の我々からすると、彼女の感性は少しズレていると言わざるをえません。

「ねえ、世の中の奥さんって、男の人から抱きすくめられたり、好きだって言われたり、キスされたりしないで、どうして生きていけるんだろう・・・」

女も男も同じなんですね。
しばらくは生きていけても、いつか生きていけなくなります。
特に恋愛体質の奥さんや旦那さんは。
長い冬眠生活から目覚めるのは、時間の問題です。

それにしても「人妻」というのは有り難いものです。
人妻というだけで、不倫というだけで、果実の甘みがいや増す。
キスをしただけでこんなにドキドキするのだから、セックスしたら一体どうなってしまうのか!?
私の持論ですが、神様は不倫という果実を人間に与えるために、結婚という制度を作ったのではないかと疑っています。
結婚がなければ、浮気も不倫も貞淑も貞操もない、もとい、不倫小説も人妻官能小説もなかった。
人妻官能小説ファンの一人として、結婚制度に心から感謝です。

情事あり、ダブル不倫あり、夫婦の修羅場あり。
不倫小説にしばらくハマりそうな予感です!


【関連作品】
ミスキャスト (講談社文庫)ミスキャスト (講談社文庫)
(2003/11/14)
林 真理子

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関連記事:不倫相手と再婚した男のその後、教えます。 「ミスキャスト」(林 真理子)
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