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あなたと再会できたら、僕はなんて言うだろう。 「艶文」(藍川 京)

艶文 (コスミック文庫)艶文 (コスミック文庫)
(2013/03/18)
藍川 京

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おすすめ度:★★★★

(紹介文)
大地震の翌日、散乱した部屋の中から見つかった古い手紙の束。
それはかつて紗絵子に想いを寄せていた年上の男からの恋文だった。
過去の想い出に誘われ男と再会した紗絵子だったが、十五年の歳月は穏やかだった男を獣に変えていた…。
表題作「艶文」ほか、時を超えて結ばれる女たちの情炎を描く官能作品集。


誰しも忘れられない異性(ひと)というのがいるはずです。
もしその人と結ばれていたら、どうなっていただろう。
ふとした時にその人との記憶がよみがえります。
会いたいと思うことがあります。
辛いとき、寂しいとき、夜眠るとき・・・
心のどこかで、その人と再会できることを信じています。
何もなかったからこそ、口づけだけだったからこそ、余韻が残っているのかもしれない。
思いがふくらんでいくのかもしれない。

本作品は、大人の女性が、時を経て、忘れられない男性と再会する官能短編集です。
若い二人であればゆっくり進展していくのでしょうが、運命的に再会した大人の二人は・・・
感情に素直になれるだろうか。
欲望を受け入れられるだろうか。
運命に身を任せられるだろうか。
これまでの時の長さが、二人のためらいを無くしてくれる。
もう二度と会えないかもしれない。
人生の残りが見えてきて、運命の貴重さに気付いている二人は、互いを貪欲に欲しがります。
その潔さが気持ちいいし、生きているという実感を覚えます。


永遠の初恋のあの人に、また会いたい!


【編集後記】
会社の昼休みに立ち読みしているのがこちら。

エロスのお作法エロスのお作法
(2013/04/12)
壇 蜜

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気の強い女が性奴隷に堕ちる瞬間が、一番美しい。 「人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】」(綺羅 光)

人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】 (フランス書院文庫)人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】 (フランス書院文庫)
(2013/03/25)
綺羅 光

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おすすめ度:★★★★

(紹介文)
藤平潤子 ― 学園の教員や父兄から羨望の視線を浴びる人妻。
色事師の羽生雅彦は潤子に匹敵する美貌の令夫人を探していた。
最高級の人妻が一堂に会する奴隷の宴を実現するために!
選ばれたのは、才色兼備の女編集者・安藤香奈、
勝ち気な性格が魅力の春日里華、元女教師・本城留美子……
綺羅光にしか描けない“永遠の人妻たち”の祭典はまもなく!


『人妻奴隷コンテスト』が見られるのかと思って読み始めましたが、世の中そんなに甘くない。
本作品は、エントリーする人妻奴隷たちを探すところまで。
でもね、それは正解です。
たしかに、官能小説史上、最も美しい人妻・藤平潤子の男殺しの艶っぽさは、まったく色あせていませんでした。
別格です。
でも、完全に堕ちている女性をいくらいじめたところで、それ以上の悦びは生まれません。
読者としては、新たな人妻が性奴隷に堕ちていくところを見たい。

学生時代の私は、一度も女性と付き合ったことないのに、「付き合うまでの過程が一番楽しい。付き合い出したら飽きるだろうな・・・」なんて暴言を吐いていました。
でも、ある意味、真理を突いています。
官能小説に置き換えるなら、“堕ちるまでの過程が一番楽しい”わけです。
キャリアウーマン、じゃじゃ馬、清純派の人妻が、どんな風に堕ちていくのか、豹変してしまうのか。

下品な成金おやじたちが、幸運にもいい女を自由にする悦びを覚える。
言うに事欠いて、何を言い出すのかと思ったら、「人妻奴隷コンテストをやりたい!」です。
あきれて目が点になりましたよ。
はっきり言って、アホです。
いい年こいて、もっと他に考えることは無いのかと言いたい!
今どき、中学生でも、もう少しましな妄想をしそうです。
弁解のしようもないくらいアホですが・・・
読者にとっては、アホ過ぎてナイスです。
おかげで、羽生ちゃんは、藤平潤子に対抗できるくらいの三人を探さなきゃならなくなる。
(羽生ちゃんの仕事にかける情熱は本物ですね。)

もともとそういう趣味はなかったのですが、今まで眠っていた嗜虐欲を刺激されました。
勝気で、生意気で、スケベな男を見下したようなじゃじゃ馬。
こういう女に限って、“いい男”にはからきし弱いってのも癪(しゃく)にさわる。
こういう女、あなたの会社にもきっといるはずです。
嗜虐欲が目を覚まし、妄想の中で徹底的にいじめぬく。
溜飲が下がり、胸のすく思いがするのは、世の男性も同じではないでしょうか!?


【編集後記】
気になる作品はこちら。

艶文 (コスミック文庫)艶文 (コスミック文庫)
(2013/03/18)
藍川 京

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中年キャリアウーマンの恋を等身大で描いた、再生物語。 「情事の終わり」(碧野 圭)

情事の終わり (実業之日本社文庫)情事の終わり (実業之日本社文庫)
(2012/08/04)
碧野 圭

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おすすめ度:★★★★

(紹介文)
結婚しても人は恋に落ちる―― “一線"を超えた男と女の物語
42歳の雨宮奈津子は大手出版社に勤める文芸編集者。
反抗期の娘を持ち、姑と同居するが、夫婦仲は良好といえない。
人気作家・榊聡一郎の接待がきっかけで、7歳年下の営業部員・関口諒と恋に落ちた奈津子は、さらに榊からも言いよられて……。
働く女性の本音や葛藤をリアルに描き続けてきた著者が贈る初の恋愛小説。
切なくも一途な奈津子の恋に、未来はあるのか?


妻、嫁、母親、キャリアウーマン・・・
社会が求める役割を演じているうちに、安らげる自分の居場所を失い、いつのまにか孤独感に苛まれていた主人公・奈津子。
普通の中年女性が、7歳年下の同僚との恋に落ちることで、渇いた心を潤し、再生する物語。

中年既婚者の恋は、さわやかなもんじゃないです。
守るべきものも、失うものも多いから、きれいごとでは済まされない。
どうしたって切なくなる。
いつも嫉妬、葛藤、絶望と隣り合わせ。
それでも人は、恋に落ちてしまうわけです。

女性にとって、恋の醍醐味とは何でしょうか?
それは、自分を生まれ変わらせてくれる、自分を今まで見たことのない世界へ連れて行ってくれることです。
彼と出会う前の自分と、彼と出会って恋をした今の自分では、まったく別の人間になっている、まったく別の人生を歩んでいる。
大人の恋には、喜びと同じくらい悲しみがあります。
でもね、大人の恋は、新しい自分に変わろうとする、前向きな力をくれるのです。

個人的には、すっかり35歳の営業部員・関口のファンになってしまいました。
初めは、プレイボーイ風で、カッコ良すぎるのが鼻につきました。
でも、そんな彼が意外にも、年上の既婚女性に魅かれていき、本気で惚れてしまう。
彼の表情や行動にはリアリティがあり、気づいたら彼を応援している自分がいました。

女性心理が丁寧に描かれているので既婚女性はもちろんですが、妻ではない女性と恋したい既婚男性にもおすすめの、ちょっぴりビターな大人の恋愛小説でした。


【編集後記】
気になる作品はこちら。

人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】 (フランス書院文庫)人妻奴隷コンテスト【魔辱オークション】 (フランス書院文庫)
(2013/03/25)
綺羅 光

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最高のボディを持つ後輩が、「先輩だけの女神になりたい」って言うんだから参るよ。 「工藤ひとみ―マドンナメイト写真集」

工藤ひとみ―マドンナメイト写真集工藤ひとみ―マドンナメイト写真集
(1989/09)
上杉 直也

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上記作品のカバー写真がNo Imageなので、写真はこちらでご覧ください。

工藤ひとみさんの画像と作品を追加:復刻 性春の悶 工藤ひとみ/ビューティーガールズ・ドット・ネット


おすすめ度:★★★★★

天真爛漫とは違う。
どこか物哀しげな哀愁がただよう、憂いのある表情が、そこはかとない艶を生んでいる。
それが彼女の独特の魅力になっている。
正直、初めはピンと来なかった。
会えば会うほど、愛情と愛着が湧いてくるタイプだ。
私は、いつもは女の母性本能で守ってもらいたいタイプなんだけど、
彼女に関しては不思議と守ってあげたくなる。
男の保護本能をくすぐるのだ。

ムチっとはしているけど、まだ大人の女性ではない。
これからどんどんいい女になっていく。
いくつになっても、年をとればとるほど、よくなっていくボディだ。
あと5年後の彼女を無意識のうちに想像している。
でも、これだけの女を5年間も、誰もほっとかないだろうなと確信する。
今でこれだから、5年後は見ただけで、触れただけで、昇天してしまうだろう。
まあ、同じ学校にこんな女子高生がいたら、勉強や部活が手につず、目に毒だわな。
でも、考え過ぎかな・・・
今でこそこんなやらしいおっさん目線だけど、自分が高校生だったら純粋に惚れていたかもしれないね。

剥きたての卵のような、若い張りと滑らかな肌は神々しいほど。
薄い肌着で水浴びのショットは圧巻。
乳首も陰毛も透けて、ボディラインを堪能できます。
ボリューミーなお腹から少しずつ撫で上げていって、まだ少し硬さを残した発展途上の乳房を鷲掴みしたくなることは必至。
胸が大きいとかではなく、ボディ全体から漂う、かわいらしい肉づき。
求めていたのはこれなんです。

尻から足にかけては太すぎず細すぎず。
まさに奇跡のビーナスです。
これは作れと言われても作れない、一つの作品といったら言い過ぎでしょうか。

健康美が素敵です。
腰がえぐれているのは好きじゃない。
体が細いのに胸だけ大きいというのも、不自然で痛々しくて落ち着かない。
胸も尻もふくよかだから、自然と腰がくびれるってのが健康美です。
女性として理想の体かもしれない。
男ならだれでも愛おしくなる、普遍的な美。
それで出し惜しみ一切ないのだから、本当に幸せです。
男に生まれてきて良かった。

とにかく、丸顔&むっちり好きの方は、ご自分の目で確かめてみて下さい。
いくら見てても飽きませんよ。


【編集後記】
女子高生を堪能したら、次は本命の熟女と行きたいところ。
コンパクト写真集(価格は1000円以内)になったら買うのになあ~。
しがないサラリーマンにとって、大きい写真集は、家族に見つからずに保管する場所がないのです。。。

中森玲子写真集  艶ぱら中森玲子写真集 艶ぱら
(2013/03/29)
野川 イサム

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村上涼子写真集 艶ぱら村上涼子写真集 艶ぱら
(2013/05/31)
野川 イサム

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会話の掛け合いが楽しい、キャラクターを活かした軽快なロマン官能。 「蜜まつり」(藍川 京)

蜜まつり (祥伝社文庫)蜜まつり (祥伝社文庫)
(2011/03/11)
藍川 京

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おすすめ度:★★★

(紹介文)
法外な報酬なのに、不思議と客が途絶えない高級便利屋「加勢屋」。
折からの不況で失業し、そこに勤めることとなった武居勇矢は、夫の不倫に悩む美しい女性と出会う。
調査のため博多へ飛ぶが、怪しくも豪放磊落(らいらく)な社長も同行することに。
なぜか勇矢を出し抜こうとし、ちょっかいをかけてくる社長とやりあい、依頼を解決できるのか?
不況なんて吹き飛ばす、痛快な官能小説!


社長のキャラクターがナイスです。
社長は勇矢に、いつも減らず口ばかりたたいてくる。
美男でもなく髪も薄いのに、不思議と女にモテる社長。
勇矢は、はるかに年上の社長に、同じ男として、嫉妬心とライバル意識を持っています。
普段はひょうひょうとしている社長ですが、仕事では頼りになる一面もあったり。
この社長が、どうにも憎めないキャラクターなわけです。
私の大好きな、花村萬月の 『眠り猫』 (新潮文庫) を彷彿とさせる。
なんでも屋とヤクザでは、怖さも違うし、あちらはもっとハードボイルドですけどね。
私は一般小説もキャラクターで読んじゃうタイプです。
官能小説でも、本作品のように、もっとキャラクターを立てた、会話の掛け合いが楽しい作品があってもいいですよね。

根っからの女好きの主人公・勇矢にも好感が持てます。
最近流行のM男でも草食系でもない。
やっぱり男はこうでなくっちゃね。
でも、我々の現実は、勇矢のようにいい女を抱いたり、いい女に翻弄されたりできないわけで、うらやましい限りです。

登場人物のキャラクターを存分に活かした、男の夢を叶える軽快なロマン官能。
本格官能に食傷気味の方にも、おすすめです!


【編集後記】
上記作品の中にも登場する、同著者の作品はこちら。

柔肌まつり (祥伝社文庫)柔肌まつり (祥伝社文庫)
(2008/10/10)
藍川 京

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誘惑屋 (祥伝社文庫)誘惑屋 (祥伝社文庫)
(2010/03/11)
藍川 京

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「いい女」について考える。それだけで幸せな気持ちになれる。 「すべての女は美しい」(荒木 経惟)

すべての女は美しい (だいわ文庫)すべての女は美しい (だいわ文庫)
(2006/09)
荒木 経惟

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おすすめ度:★★★★

(紹介文)
いい女は「天女」で、「インテリジェンヌ」で、「センチメンタル」だ。
顔のきれいさや身体の形は二の次、いい女には、オーラがある。
ファッションモデルは撮りたくない。マスメディアの娼婦だから。
大勢の「普通の女」と過激に向かい合ってきた天才アラーキーが、「いい女」の条件を語りつくします。


春になり、気候が暖かくなってきたからでしょうか。
寝ても覚めても女のことばかり考えています。
一説によると、どんな男も15分に一回は性的なことを考えているといいます。
これは紛れもない事実です。

街の女性たちが少しずつ薄着になってきました。
冬の服にくらべて、はるかに体のラインが強調されています。
男としては、胸や尻にどうしても目がいくわけです。
ただね、すれ違いざまに私が見ると、必ず女性がうつむくわけです。
相手の女性は、私の視線に気づいてるんでしょうかね。
「またスケベなおっさんが私の胸、チラ見してるよ・・・」
「今日の服、そんなに胸が強調されてるかしら・・・」
小心者の私は疑心暗鬼になってしまいます。
女性には「見る者、拒まず」の心境で、「私はいい女なんだから当然!」と堂々として頂きたいものです。

さて、そんないつも女のことばかり考えている、女好きにとってたまらないのが本書です。
写真家の天才アラーキーが、「いい女」について語り尽くす女性談義。
といっても、あの女が好きとか、どんな女がモテるとか、こんな女になりなさいとか、そんな下世話な話ではない。
女が、いかに素晴らしいか、いかに美しいかという女性礼賛本。
共感し、膝をうち、目からウロコが落ちて、最後は拍手喝さい。
いや、女好きでつくづく良かった~。
女が好きすぎて、自分は頭がおかしいんじゃないかと思ってましたが、心配無用です。
こんなにも女が素晴らしいのだから当然です。
「普通の女」を撮り続けた著者にしか語れない「いい女論」は、すべての大人の男性必読でしょう。
女はアートじゃない。
女はエロスですよ。

本書を読むと、写真の見方(味わい方)はもちろん、女性の見方(味わい方)が変わります。
すごくシンプルに言うと、素敵な女性を探すのではなく、この女性の素敵さは何だろうという目になります。
まさに天と地がひっくりかえるような衝撃です。
官能小説、ヌード写真、リアルな女性に関わらず、すべての女性との出会いの貴重さに目覚め、もっともっと女性の素敵さに気づけるようになりたい、味わえるようになりたいと痛切に思いました。

女も写真もすべてさらけ出さない方がいい。
全部さらけ出すとモノになってしまう。
見えない場所があることで、ドラマを感じることができる。
男にとって妄想する余地が生まれる。

欠点がワイセツを生む。
完璧すぎると男はそそらない。
きれいなだけだと、お人形さんになってしまう。
欠点がイキイキとした魅力を生む。

この世は素敵な女性に満ちあふれている。
大人の男性が元気になれる、大人の男性の目を開かせてくれる、女好き待望の「いい女論」です。


【編集後記】
上記作品の中で何度も出てくる、著者がもっとも思い入れのある作品はこちら。
女性が男性の能力を引き出すというよりも、女性が男性を天才に導く。
私が言うのもおこがましいですが、天才アラーキーはまっとうです。
この人の言うことは信じて大丈夫です。

センチメンタルな旅・冬の旅センチメンタルな旅・冬の旅
(1991/02)
荒木 経惟

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