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時代劇のお色気シーンが全部かなえられて活字になったような、そんな時代官能小説が読みたかったあなたに朗報です。 「美臀おんな剣士・美冬」(御堂 乱)

美臀おんな剣士・美冬 (時代艶文庫)美臀おんな剣士・美冬 (時代艶文庫)
(2010/12/10)
御堂乱

商品詳細を見る


おすすめ度:★★★★

2010年12月、フランス書院より「時代艶文庫」が創刊された。
「時代艶文庫」のテーマは、時代小説のストーリー性と官能小説の官能描写の融合。
本作品は、「時代艶文庫」の第一弾としてリリースされた3作品のうちの1つである。
「美臀おんな秘画 (フランス書院R文庫)」が良かったので、同著者の本作品を手にとってみました。

(あらすじ)
幕末、平和な秋津藩に恐ろしい災いが訪れる。後家狩りと称して武家妻を集団で凌辱する奥州討伐軍(官軍)。藩主の娘・美冬は女だけの小隊を率いて立ち向かうが・・・

集団凌辱をうける、よく熟れた後家たち。
その気丈さがかえって凌辱者たちを喜ばせることになる。
時代小説ならではの芝居がかったセリフで、気丈な武士の妻をネチネチと嬲る。

悪徳城代家老が藩主を裏切って、官軍と手を結ぶのは、時代劇もとい時代小説のお約束。
「フフフ、おぬしの悪知恵には舌を巻くよ」
「お主も悪よのお!」的なセリフが飛び出し、ニヤリと頬が緩みます。

人妻官能小説ファンとしては、のっけで集団凌辱をうける武士の妻も良かったですが、なんといっても藩主の妻・志乃どのが素敵でした。
気位の高い藩主の妻であり、女盛りで夫に先立たれた後家であり、美冬や新しい藩主(美冬の弟)の母である彼女からにじみ出る、気品、婀娜っぽさ、母性。
この相反するようにも思える性質を見事なバランスで両立させています。
古き良き日本女性の姿をそこに見た、といったら大げさすぎるでしょうか。
そんな彼女が、何度も何度も寸止めを食らわされて、ついには根を上げてしまう様は圧巻です。

ラストは驚きの展開で、官能小説ファンなら、「そう来たか!」と溜飲が下がることは必至。(ネタバレ自重)
いや~、参りましたよ。

官能小説の醍醐味が、出し惜しみせず存分に時代小説に注ぎ込まれています。
まさに「時代艶文庫」の幕開けにふさわしい力作です!


【編集後記】
リアル書店でパラパラとめくっていて、気になった作品はこちら。

武家女の誇り (時代艶文庫)武家女の誇り (時代艶文庫)
(2011/04/11)
北川右京

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コメント

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美冬

ご無沙汰しています。

池波の人気時代小説シリーズ「剣客商売」に、美冬という名前の男装の美人剣士が準レギュラーで出てきます。この人の人気はその筋では大変なモノで、並の男でかなわない男装の麗人が陵辱される妄想を、この人でやったおじさんは結構居るのではないかと思われます。

Re: 美冬

お久しぶりです。
コメント有難うございます!

御堂さんの作品には、美冬という名の男勝りの女剣士が、たびたび登場します。
池波さんの作品からインスパイアされたのかもしれませんね。

「剣客商売」は珠玉の時代小説だそうですね。
時代小説初心者でも読みやすそうなので、今度ぜひチェックしてみます。
美冬の活躍(妄想?)も楽しみです。

はじめまして!

この作品、僕も大好きです。御堂先生はいいですね。
彼の作品に登場する女剣士は「剣客商売」の影響が明らかに感じられます。
時代官能小説に登場する勝気な女剣士の大半はそうなのですが・・・。
そのくらい魅力的なキャラです。名前は「佐々木三冬」です。ご一読をお勧めします。
特に主人公・秋山小兵衛の息子・大治郎と結ばれるまで色々やきもきさせるのが最高です。

Re: はじめまして!

コメント有難うございます!
御堂先生は、読者のいろんな妄想を叶えようと、いつもチャレンジングな作品を書いてくれますね。
「剣客商売」は、ずいぶん前に買って書棚にあるのですが、ついつい官能作品に走ってしまう私です・・・
おすすめの「時代官能小説」があれば、ぜひ教えて下さい!
勝気な女剣士がじわじわと追いつめられていくところを堪能したいです。
やっぱり御堂先生の作品でしょうか。

ご返事ありがとうございます

官能時代小説&濡れ場ありの時代小説で言うと、

「斬! 少女剣客千冬」 J.さいろー フランス書院
「蔭丸忍法帳 奥義無刀取り」 越後屋 幻冬舎
「乱愛修業」 鳴海丈 学習研究社
「おんな武士道 さむらい母娘」 神楽稜 フランス書院

あたりが好みです。大衆時代小説では、

「鶴姫やくざ帖」 山手樹一郎 春陽堂
「紅顔夜叉」 同上

の2作が女剣士のラブコメ展開で楽しかったです。
池波本は改行がやたら多いので、その気になったらすぐ読み終わりますよ。

Re: ご返事ありがとうございます

おすすめ作品をご紹介いただき、ありがとうございます!
さっそくアマゾンでチェックしてみますね。
池波本も含めて、時代(官能)小説にどっぷりハマりそうな予感です。
読み終えたら、感想をアップさせていただきます。

はじめまして。私もこないだ立ち寄った本屋でたまたま手に取って志乃にめちゃくちゃ萌えました。こういうのをもっと読みたいです!

Re: タイトルなし

石田さん、コメント有難うございます。

志乃に萌えますよね~!
本作品の続編「さむらい三姉妹 春妙寺の娘さらい」(時代艶文庫)はもうチェックされましたか?
志乃の活躍がスケールアップしてますよ。

御堂先生には、さらなる続編を期待したいですね!
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