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力ずくの和姦がまじ萌えることに今更気づいた。 「六人の隣人妻 力ずくの情姦」(相馬 哲生)

六人の隣人妻 力ずくの情姦 (フランス書院文庫)六人の隣人妻 力ずくの情姦 (フランス書院文庫)
(2006/06)
相馬 哲生

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おすすめ度:★★★★★

私は「貞淑な人妻が、何らかのやむを得ない理由で身体を開かされる」というストーリーが大好きです。
本作品は、そんな私の大好物です。
もうこれまで5回以上は繰り返し読んでいます。
もはやストーリーが頭に棲みついているといっても過言ではありません。
それでも、また読みたくなるのです。

本作品は、六人の隣人妻のオムニバスです。
それぞれのストーリーに直接絡んでくるわけではありませんが、六人が同じ高級マンションに住み、同じテニススクールに通っているという設定のおかげで、プチセレブ妻たちの情景が目に浮かんできます。
相馬哲生さんは、こういった微に入り細をうがつ、かゆいところにきっちり手が届く設定のディテールが素晴らしいです。
まさに「シチュエーション力」です。
日常生活に密着したリアリティを感じます。
何度読んでも「うまいなあ!」とうならされます。

世間から見れば、高級マンションに住む人妻たちは、絵にかいたような幸せな生活をしていて、何の悩みもないのでは?と思うでしょう。
しかし、人妻たちはそれぞれ他人には言えない悩みを抱えています。
男たちは初めから、是が非でも人妻たちを自分のものにしたいと考えていたわけではありません。
人妻たちの方から止むにやまれぬ理由で男たちのところへ来るわけです。
男たちはその人妻の弱みに乗じて、芽生えた情欲を実行してしまうのです。
まさに「力ずくの和姦」です。
人妻たちは当然抵抗しますが、きっぱり断ることはできません。
そして男たちの、夫とは異なる巧みで荒々しい(けっして乱暴ではない)セックスに、体が自然と反応してしまうのです。
人妻たちの健気な貞操観念が、余計に、男たちに加虐の喜びをもたらします。

そして、キラーセンテンスは、
「ひょっとして、奥さんもこうしてほしいって思ってたんですか?」
いやおうなく人妻の羞恥心をあおります。
当然、口では肯定しませんが、熟れた体の反応がすでに答えてしまっています。
まさかそんなはずは無いとわかっていても、心のどこかで、こうなることも想定して、シャワーを浴びできたのではないかとか、勝負下着を選んできたのではないかとか、下衆な勘繰りをしていまいます。

・・・本作品について、あまり多くを語りたくないのです。
とにかく、人妻官能小説に必要なものが全部詰まっています。
書く人にとっても、読む人にとっても、本作品はバイブルです。
もうこの本を使って抜くというレベルではなく、20年30年は妄想として使えるという規格外の実用度です。
本作品に匹敵する作品を読みたくて官能小説を読んでいますが、相馬哲生さんの作品でも、他の著者の作品でも、まだないです。


【編集後記】
ついに古本屋さんで購入した作品はこちら。

つぐなう―人妻借金肉地獄 (フランス書院文庫)つぐなう―人妻借金肉地獄 (フランス書院文庫)
(2008/12/22)
郷田 浪

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