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不倫相手と再婚した女のその後、教えます。 「不機嫌な果実」(林 真理子)

不機嫌な果実 (文春文庫)不機嫌な果実 (文春文庫)
(2001/01)
林 真理子

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おすすめ度:★★★★

同著者の 「ミスキャスト (講談社文庫)」は、夫を主人公にした不倫小説でした。
本作品は、人妻を主人公にした不倫小説です。

「ミスキャスト」の主人公に対して、私は「この俗物が!」と声を荒げました。
本作品のヒロイン・麻也子(32歳)も、誰かとの比較でしか自分の幸せを計れない女俗物です。

ひょっとすると、自分の夫はみっともない方なんじゃないか。
私って本当はついていない人間なんじゃないだろうか。
自分だけが損をしている・・・

「もっともっと欲しい!」というバブルの時代。
世間体という古い価値観に囚われた親たちの世代。
それらの影響をもろに受けているのでしょう。
現代の我々からすると、彼女の感性は少しズレていると言わざるをえません。

「ねえ、世の中の奥さんって、男の人から抱きすくめられたり、好きだって言われたり、キスされたりしないで、どうして生きていけるんだろう・・・」

女も男も同じなんですね。
しばらくは生きていけても、いつか生きていけなくなります。
特に恋愛体質の奥さんや旦那さんは。
長い冬眠生活から目覚めるのは、時間の問題です。

それにしても「人妻」というのは有り難いものです。
人妻というだけで、不倫というだけで、果実の甘みがいや増す。
キスをしただけでこんなにドキドキするのだから、セックスしたら一体どうなってしまうのか!?
私の持論ですが、神様は不倫という果実を人間に与えるために、結婚という制度を作ったのではないかと疑っています。
結婚がなければ、浮気も不倫も貞淑も貞操もない、もとい、不倫小説も人妻官能小説もなかった。
人妻官能小説ファンの一人として、結婚制度に心から感謝です。

情事あり、ダブル不倫あり、夫婦の修羅場あり。
不倫小説にしばらくハマりそうな予感です!


【関連作品】
ミスキャスト (講談社文庫)ミスキャスト (講談社文庫)
(2003/11/14)
林 真理子

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関連記事:不倫相手と再婚した男のその後、教えます。 「ミスキャスト」(林 真理子)
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