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通勤電車で読みたい、中年サラリーマンが元気になれる性愛小説。 「夜の桃」(石田 衣良)

夜の桃 (新潮文庫)夜の桃 (新潮文庫)
(2010/12)
石田 衣良

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おすすめ度:★★★★★

45歳の主人公は、時代の寵児ともてはやされるIT会社社長。
美しい妻とグラマーな愛人、ふたりの女の間を行きかい、彼は十分に満足していた。
そんな折、一人のやせっぽちの若い女と出会うことで、彼の人生は転がり始める・・・

それにしても、「肌が合う」とはどういうことをいうのでしょうか。
よく40代の女性は、肌が合いやすいと言います。
男性経験が豊かなので、相手がこう来るなら、私はこう行くと、相手に合わせることができるのです。
でも、本作品の「肌が合う」は、それとはまったく次元が違います。
もっと奇跡的で運命的なものです。
肌が触れ合っただけで電気が走る。
肉棒の形に合わせてアソコが変化する。
男に生まれたからには、「肌が合う」というのを、一度でいいから体験してみたいものです。
ただし、お互いが最高の相手なわけで、一度で済むわけがなく、すべてを失うリスクがあります。

本作品には、中年サラリーマンの心をくすぐる言葉が散りばめられています。

金にも物にも果てがなかった。
だが、そういう世のなかで、男と女のことだけは別だった。
どれほど金があっても、愛情やほんとうにいいセックスは買うことができない。
どこかのIT成金が金で買えないものはないといったが、ああいったことをいうのは決まって女にもてない男だった。
どちらも経験したことのない人間だけが、愛といいセックスを買えると思いこむのだ。
貧しい者が、金さえあれば幸福になれると信じるように。


痛快です。
平凡な中年サラリーマンの溜飲が下がります。


雅人は肩を抱いた手を、女の胸の先に伸ばした。
麻衣佳の乳輪は濃くておおきい。
遊んでいるといわれる形だが、崩れているのが逆に雅人の好みだった。


会社の上司も、乳輪好きを公言しています。(公言するようなことか!?)
乳輪は大きければ大きいほどよい、と言います。
乳首は大きすぎない方がいいですが、乳輪が小さかったり、色が薄かったりすると、上品すぎてがっかりしてしまいます。


「やっぱり太ったのかな」
「いいや、昔よりもずっといい女になった。結局、色気っていうのは、どれだけ自分の欲望を認められるようになるかってことなのかもしれないな」


欲望は生のエンジンである。
主人公は欲望に素直に生きた。
世間の物差しではかったら、彼は転落したと言えるかもしれない。
けれども、彼は後悔なんてしないだろう。
欲望にまっすぐに生きた、愛した。
彼の人生を、彼は生きたのです。

我々が、「結婚している」「守るべきものがある」「もう中年のオッサンだから」などとうそぶいて、とても飛び込むことができない官能世界を堪能できました。
平凡な中年サラリーマンが、通勤電車で読んで、元気になれる快作です。
元気になりすぎて、一日中、下半身がムズムズします。
「肌が合う」女性との出会いを妄想して、トキメキとうすら寒さが同時に襲ってくる。
ドキドキして仕事が手につかなくなる。
自意識過剰になって、会社の女性とまともに目を合わせられない。
こんな性愛小説を待っていたのです。


【編集後記】
本日、リアル書店で購入した新刊はこちら。
舞台は産婦人科の診察室です。

誑かす【三人の若妻】 (フランス書院文庫)誑かす【三人の若妻】 (フランス書院文庫)
(2012/01/23)
御堂 乱

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