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男心を揺さぶる回春旅情エロスの傑作。 「とろめく白肌-港町の美女-」(霧原 一輝)

とろめく白肌-港町の美女- (竹書房ラブロマン文庫)とろめく白肌-港町の美女- (竹書房ラブロマン文庫)
(2012/02/27)
霧原 一輝

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おすすめ度:★★★★★

(あらすじ)
妻から離婚された、四十九歳のマッサージ師・尾崎周一郎は、ある日、思い立ってあてのない一人旅に出る。
新幹線の中で出会った優美な三十路の女性・村井由希子に誘われて、彼女が営む民宿へ向かう。
日本海の荒波が打ち寄せる小さな港町を舞台に描く、回春旅情エロス!

民宿の女将・由希子の他にも、漁師の妻や海女さんなど、港町の女性が何人か登場する。
官能小説らしく、周一郎は彼女たちとめくるめく体験をするわけですが、彼女たちの描き方が素晴らしかったです。
さびれた港町に住む彼女たちは、それぞれ人生の悲哀を抱えています。
著者の筆致は、彼女たちの哀しみにどこまでも寄り添っています。
そして、きっとその哀しみがあったからこそ持ちえたのであろう、男を包み込むような優しさ。
それぞれの女性の歴史までも一緒にひっくるめて抱いてしまうような、濃密な肌の触れ合い。
大人の男性が求めているのは、これなんです。
年甲斐も無くモテたいとか、若い娘をモノにしたいとか、そんなつまらないことではありません。
求めているのは、一人の自立した大人の女性との、心と肌の通い合いです。

周一郎が由希子に施すマッサージシーンは必見です。
プロのマッサージ師は、性感にも精通しています。
成熟した人妻が、感じないでいられるわけがありません。
彼女の息づかいがせわくなくなり、腰をくねらせ始めます。
このまま、なし崩し的に襲ってしまうのか!?
しかし、周一郎は、最後まで施術にこだわります。
由希子に恥をかかせたくはありません。
このあたりの抑制の効かせ方が絶妙。
結ばれるなら、ちゃんと心を通わせてからという、読者の期待を分かってくれています。
このマッサージシーンを読むと、自分も最愛の女性にマッサージをして、絶頂に導いてあげたくなること請け合いです。

貞淑そうな由希子には、ある秘密が隠されています。
どんな秘密があろうとも、一人の女性を本気で愛した男性が思うことは同じです。
最愛の人が、たとえどこで誰といようとも、幸せになってほしい。
それだけをいつも願っているのです。


【編集後記】
同著者の気になる作品はこちら。
失踪した息子の嫁と、彼女の叔母。
魅惑の未亡人ふたりとひとつ屋根の下で生活することになったら・・・!?

ふたりの未亡人‐禁惑の白肌‐ (竹書房ラブロマン文庫)ふたりの未亡人‐禁惑の白肌‐ (竹書房ラブロマン文庫)
(2010/02/25)
霧原 一輝

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まとめtyaiました【男心を揺さぶる回春旅情エロスの傑作。 「とろめく白肌-港町の美女-」(霧原 一輝)】

とろめく白肌-港町の美女- (竹書房ラブロマン文庫)(2012/02/27)霧原 一輝商品詳細を見るおすすめ度:★★★★★(あらすじ)妻から離婚された、四十九歳のマッサージ師・尾崎周一郎は、ある日、思い立ってあてのない一人旅に出る。新幹線の中で出会った優美な三十路の女...
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