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官能小説ファンとして、日本人で本当に良かった!「官能小説用語表現辞典」(永田 守弘)

官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)官能小説用語表現辞典 (ちくま文庫)
(2006/10)
永田 守弘

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おすすめ度:★★★★

本書は、官能小説家を目指す人のために、官能小説に実際に登場した官能表現をまとめた辞典です。しかし、官能本読者である私も充分楽しむことができました。

女性器や男性器の各部位ごとに、過去にどのように表現があったのかが、五十音順に整理されています。とにかく官能表現の豊かなこと、豊かなこと。圧倒されると同時に、これだけの表現を生んだ作家さんたちの情熱には頭が下がります。

私は官能小説ファンとして、日本人で良かったと常々思っていましたが、その理由をこの辞典が教えてくれました。日本語の官能表現の豊かさ!海外のポルノ小説には、これだけの官能表現があるとはとても思えません。中でも日本語の優位性としては、本書にも掲載されているオノマトペなどももちろん素晴らしいですが、一番の優位性は漢字にあると思っています。漢字が持つイマジネーション力は破壊的ですらあります。

たとえば、官能本に頻出の「嬲る」(なぶる)という漢字。これなんて、本当によくできていますよね。まるでAVを見ているような字面です。よくこんな卑猥な漢字が許されてるなあと思います。あるいは「蠱惑的」なんて漢字は、読めないし意味もわからないけど、ただならぬエロさが漂っています。

本書には、用語ごとの使用例として、実際の官能小説の引用とタイトル・作者が載っています。お気に入りの表現があれば、その出所である作品に手を伸ばすことで、自分の官能小説の世界を広げることができます。

私は、本書を寝室の枕元に置き、眠る前にパラパラと眺めています。そのまま眠ってしまい、いい夢が見られることもあれば、少々興奮して眠れなくなることもありますが・・・

これだけの表現を集めるには大変な苦労があったと思います。官能小説を愛するからこそできる技でしょう。そういう意味でも、一官能小説ファンとして感謝と敬意を表し、ぜひ手元に置いておきたい一冊です!



【関連記事】
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【関連本】
同じ編者によるこの辞典も気になるところ。

官能小説「絶頂」表現用語用例辞典 (河出i文庫)官能小説「絶頂」表現用語用例辞典 (河出i文庫)
(2008/11/04)
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