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古代インドの性は、こんなにも豊かだったのか!『性愛奥義 官能の「カーマ・スートラ」解読』(植島 啓司)

性愛奥義 官能の「カーマ・スートラ」解読  講談社現代新書性愛奥義 官能の「カーマ・スートラ」解読 講談社現代新書
(2005/08/21)
植島 啓司

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おすすめ度:★★★★

約2000年前に編纂された性の指南書として有名な「カーマ・スートラ」。しかし、「カーマ・スートラ」はセックスの技術だけにとどまらず、異性と出会って、お互いに言葉を交わし、魅かれ合い、愛し合うための手引書なのである。また、古代インドにおいて、その愛の技術が、網の目のように体系的に分類・段階分けされていたことは驚くばかりである。

「カーマ・スートラ」には、現代の常識から考えるととても信じられないようなことが平気で(堂々と)書かれている。たとえば、性愛の対象として、「妻について」「他人の妻について」「遊女について」と分類されており、他人の妻に対する執着はなかなか半端じゃない。ただ、他人の妻に手を出すには条件があって、もちろん欲望にかまけてはダメだが、惚れすぎて気が狂いそう、あるいは死んでしまいそうなときは、気が狂ったり、死ぬよりはマシなので許される。(不思議と納得。だまされてる?)あるいは、彼女の夫が自分の敵であれば彼を懐柔するためにいいとか、自分が貧しくて、彼女の夫が莫大な財産を持っておりその富を得るためであればいいとか、思いつく限りの言い訳が用意されている。

「カーマ・スートラ」を通して、著者は次のように看破する。性については、男尊女卑であったり、戒律が厳しかったにもかかわらず、古代より現代の方が退化しているのではないか?例えば、「カーマ・スートラ」では性行為は次の十項目に分かれている。抱擁、接吻、爪をたてる、歯で咬む、性交、うめき声、平手打ち、性体位、口唇性交、男女交換である。これらの一部は、現代では「変態」とか「倒錯」といったアブノーマルなものに分類されている。また、現代人の中には、性体位(性交)だけを性行為と信じているカップルも結構いるのではないか。この事実を見るだけでも、あるいは「カーマ・スートラ」にて教示される優雅な性愛を見るにつけ、古代の性がいかに豊かであったかがわかる。

とにかく、著者が「カーマ・スートラ」をいかに楽しんでいるか、愛読書としているかが伝わってきました。「カーマ・スートラ」の入門書として、一読の価値があります。ちまたのセックス指南書には飽き足らない方にオススメ。それらの本では絶対に手に入らない世界が、あなたを待っていますよ。


【関連本】
◆入門書の次は、原典に当たりたいところ。通勤バッグにもいつもしのばせておきたいです。
カーマ・スートラ―完訳 (東洋文庫 (628))カーマ・スートラ―完訳 (東洋文庫 (628))
(1998/01)
ヴァーツヤーヤナ岩本 裕

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◆著者もお気に入りなのがこの本。現代日本の「カーマ・スートラ」といっても過言じゃない!?
秘戯伝授最終章秘戯伝授最終章
(2003/07/01)
加藤 鷹

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