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親子丼とか騒いでいるのは一部の童貞だけ。 「狂罠[ワナ] 彼女の母は未亡人」(藤崎 玲)

狂罠[ワナ] 彼女の母は未亡人 (フランス書院文庫)狂罠[ワナ] 彼女の母は未亡人 (フランス書院文庫)
(2010/01/22)
藤崎 玲

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おすすめ度:★★★

(紹介文)
喪服で隠すには惜しい、37歳の女体を剝きつくし、
きつい締め付けに逆らい、猛る剛棒を幾度も突き込む。
亡き夫の一周忌に張り巡らされた淫鬼の狂罠(ワナ)
好青年を装い、女子高生の純潔を散らした啓人は、
優衣の母、美しすぎる未亡人・沙智子までも性の虜に。
肉調教は終わらない、この家すべてが牝色に染まるまで。


亡き夫の後を継いで、経営に奮闘する女社長の元に、絵に書いたような好青年が現れる。
娘の彼氏として紹介されたのは、金持ちの御曹司。
なんと新しい商売まで斡旋してくれるという。
まるで土曜ワイド劇場のような、怪しげな展開。
好青年の裏に、好色の瞳が隠されていることに、母と娘は気づかない。

“親子丼”とは、まさにこういうことだったのですね。
この倒錯感は半端ないです。
まさに娘と母親の共宴。
たんに彼女と彼女の母の両方と関係をもつというのではありません。
しまいには、一つのベッドに二人を並べて・・・
お互いの嫉妬心を煽って、煽って、煽りまくる。
堕ちきった二人は、相手が責められているときは、悔しさに満ちた視線を送る。
とくに娘を責めているときの、母親の嫉妬心!
自分が気をやりそうになるときの、母親の娘に対する罪悪感!
これこそ、本作品の醍醐味でしょう。

クライマックスは、孕ませまで描き切っており、前代未聞の展開が待っています。
これは正直言って好みが分かれるところ。
人妻(熟女)ファンとしては、ラストはさすがに抵抗がありました・・・
両刀使いにはたまらんでしょうけど。
個人的には、若い娘はあくまで母親を完堕ちさせるためのダシと考えたいタイプなのでね。
まぁ、こういう世界観を垣間見れたのも、一興でした。


【編集後記】
締切に追われた仕事が一段落したので、会社帰りに本屋さんに寄って、官能小説を物色しました。
家に帰って、ビールを片手に官能小説を開くのが、最高の瞬間です。
今楽しんでいる作品はこちら。

僕の言いなり【兄嫁と義妹】 (フランス書院文庫)僕の言いなり【兄嫁と義妹】 (フランス書院文庫)
(2011/10/24)
早乙女 京一

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俺の義母がこんなに可愛いわけがない。 「義母」(深草 潤一)

義母 (二見文庫)義母 (二見文庫)
(2006/12/25)
深草 潤一

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おすすめ度:★★★

(紹介文)
父の再婚によって、十年ぶりに「大人の女性」と同居することになった高一の慎司。
新しい母・由希子に対し、さまざまなことが思春期の彼の頭を巡る。
女性としての興味はある一方、「母親」と息子としての関係も意識してしまうため、互いにぎこちない態度が続いていた。
ある日、たまたま夫婦の寝室を覗き、父と義母の乱れる姿を見た瞬間から慎司の中に、由希子への欲望が膨れあがる。
そして――。


早くに母を亡くし、母の面影やぬくもりを知らない主人公。
高校生になって、いきなり父親が再婚したからといって、今さら再婚相手のことを母さんと思えるわけもなく。
むしろ、一人の女性として複雑な思いで見てしまう。
このあたり、チェリーボーイである主人公の心理描写がリアルです。
夢精したトランクスを、こっそり自分で洗って洗濯機に放り込んだり。
家事姿をチラチラ盗み見ては、バストは何カップか想像したり。
初めは、かわいいもんです。
でも、一日に三回も四回もオナニーしてしまうくらい、性欲の強い高校生。
欲望はどんどんエスカレートしていきます。

義理ではあるものの、本当は母に甘えたい息子。
本当は、息子に甘えてもらいたい母。
二人が少しずつ親密になっていく過程が、幼なじみの女の子との付き合いをまじえて、落ち着いた文体で丁寧に描かれています。
実の母親に甘えられなかった分を取り戻そうとするかのように、義母に甘える。
彼女の方も、いけないと思いつつも、息子の願望を叶えてあげたいと母性本能に負けてしまうんですね。

「義母」というストレートなタイトルにふさわしい、真正面から義母ものに取り組んだ快作でした!


【編集後記】
気になる作品はこちら。
背徳感の強い、本格的な人妻略奪作品を期待します。

若妻と悪魔「執着」 (フランス書院文庫)若妻と悪魔「執着」 (フランス書院文庫)
(2006/06/23)
倉田 稼頭鬼

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あのきれいめな隣人妻は、こんな風にあえぐのか。 「禁断の投稿ドキュメント 40 美人妻 肉棒狂い」(小川 沙耶)

禁断の投稿ドキュメント 40 美人妻 肉棒狂い (大洋文庫)禁断の投稿ドキュメント 40 美人妻 肉棒狂い (大洋文庫)
(2011/06/06)
小川 沙耶

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おすすめ度:★★★

(紹介文)
女流作家が発情した人妻を徹底取材!!
赤裸々な告白で綴る衝撃の淫愛ドキュメント!
貞操が麻痺した淫乱妻たちの狂乱すぎる日々。


たまに無性に読みたくなる投稿ドキュメントもの。
娘の家庭教師を誘惑するとか、風俗店の人妻面接とか、整体マッサージで感じちゃうとか、俗っぽい話のオンパレード。
でも、俗っぽければ俗っぽいほど、人妻のリアリティが感じられます。

それにしても、人妻たちの発情ぶりは半端ないです。
人妻官能小説にありがちな、清楚で貞淑な人妻像はここにはありません。
皆さんきれいめではあるのでしょうが、どちらかというと、どこにでもいる平凡な人妻たちです。
それが我慢できなくなって、職場のトイレでオナニーにふけってしまうとは!?

9つのドキュメントが収録されています。
私のお気に入りは、「お互いのセックスを盗撮して見せ合う。淫乱妻たちのイケない遊び!!」
こんなこと実際にあるのでしょうか?
子持ちの主婦が3人集まって、昼間から猥談に花を咲かせるなんて・・・

アダルトビデオのようなショーでもなく、官能小説のようなファンタジーでもない。
下世話な他人のセックスを覗いてみたい!
リアルな人妻の生態もとい性態を覗いてみたい!
そんな願望を叶えてくれる一冊でした。


【編集後記】
気になる作品はこちら。
いつしか気持ちを通い合わせるようになった、二人の葛藤を描く近親官能!

愛してはいけない義父 (宝島社文庫)愛してはいけない義父 (宝島社文庫)
(2011/04/07)
小玉 二三

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不覚にもオムツプレイに萌えてしまった。 「みだらな保母さん」(草凪 優)

みだらな保母さん (竹書房ラブロマン文庫)みだらな保母さん (竹書房ラブロマン文庫)
(2010/08/25)
草凪 優

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おすすめ度:★★★

(紹介文)
二十歳の大学生・森野龍之介は、叔母・有希子が園長を務める保育園でバイトを始めた。
ある日、龍之介はバスルームで自慰に耽る叔母を偶然発見する。
清楚な美貌を持つ叔母は少年時代からの憧れで、童貞の龍之介は興奮し、つい覗き続けてしまう。
だが、園で働く保母さん・武内奈実に見つかり、覗き行為を黙っていて欲しければ、自分の言うことをきけと命じられるはめに。
仕方なく了承すると、奈実は淫らな悪戯を次々と龍之介に仕掛けてきて…!?
可愛い顔してエロすぎる保母さん・奈実、清楚な顔の裏に淫乱な本性を隠している園長の叔母・有希子…
龍之介の超刺激的な日々が始まった。


本作品の見所は、保育園を舞台にした赤ちゃんプレイである。
その中でも、特徴的なのは、何と言ってもオムツである。
保育園の遊戯室で、オムツの着用を強制される童貞の主人公。
あげくの果てに、憧れの叔母に、オムツ姿を見つかってしまう。
このショックときたら、穴があったら入りたいを通り越して、死んでしまいたいくらいでしょう。

昔、オナニーを母に見つかった時、ショックでした。
小学生時代の話です。
母が出かけている時、寝転んで、週刊誌のエロいページを見ながら、ズボンに手を突っ込んでいじっていました。
これが、当時の私のオナニースタイルでした。
スッキリした後に、うっかり眠ってしまったのです。
目を覚ました時には、母は帰っており、開いたままのはずの週刊誌はきれいに片づけられ、パンツの中に突っ込んでいたはずの手は外に出ていました。
あの時ほど恥ずかしかったことはないです。
今でも鮮明に覚えています。

今回、童貞の主人公が見つかってしまうのは、たんなるオナニーではない。
オナニーなら物分かりのいい大人の女性なら、「男の子だからしょうがないよね」となるが、裸に保育園児用の小さいオムツを着用しているのである。
「バブウウー・・・バブウウウー・・・」と連呼しながら。
しかも、見つかった相手は、小さい頃から大好きだった美しい叔母。
主人公は絶望の淵に立たされます。

本作品のもう一つの見どころは、背が低いことにコンプレックスを抱いてきた主人公と、彼のことが好きで田舎から追いかけてきたデカイ女の子とのマッチアップです。
じつは何を隠そう、私も大きい女の人には、根深い憧れがあります。
アダルトビデオにも、“のっぽ女とちび男”作品はありますが、これもそういう属性がある人にはたまらないはず。

本作品は著者得意のストーリーテリングというよりも、オムツをふんだんに使った“赤ちゃんプレイ”とか“チビ男とデカイ女”といった特殊なフェチにターゲットを絞った、遊び心あふれる作品と言えるでしょう。


【編集後記】
今、楽しんでいる作品はこちら。
この痴漢描写は凄いです!

美人派遣社員―最終電車の魔指 (フランス書院文庫)美人派遣社員―最終電車の魔指 (フランス書院文庫)
(2004/11/22)
倉田 稼頭鬼

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サクっと読める“寝取られもの”の短編集。 「私の妻が肉辱された夜」(綺羅 光)

私の妻が肉辱された夜 (フランス書院文庫)私の妻が肉辱された夜 (フランス書院文庫)
(2012/06/22)
綺羅 光

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おすすめ度:★★★

(紹介文)
澄みきった白い乳ぶさ、艶やかな肉体。
美貌の人妻に溺れた男を待つ肉辱のシナリオ!
犯される妻は美しい-綺羅光・至高の狂愛凌辱。


長編と思って読み始めましたが、短編集でした。
背表紙の紹介文が一つ目の作品の内容で、本屋さんで目を通したのが一つ目の作品の冒頭だけだったので、長編と思いこんでしまったのです。
あわてて買った私もおっちょこちょいですが、ひとこと短編集だとわかる単語(作品集とかオムニバスとか)があると、読者に親切かもしれません。

本のタイトルにもなっている一作目の「私の妻が肉辱(けが)された夜」は新鮮でした。
夫が美貌の人妻に溺れたせいで、怒った相手の旦那に愛する妻が凌辱されてしまう。
普通、人妻官能小説というと、妻が夫の罪を償わされる、すなわち妻が凌辱されるところがメインです。
しかし、本作品は、夫が美貌の人妻の誘惑に溺れるところがメインなのです。
描かれていない、肝心の主人公の妻が堕とされる過程は、どうなってるんだ!?という。
想像力がかき立てられると同時に発生する、このモヤモヤ感・・・
「この想いはどこへ向かえばいいのだー!」と叫びたくなること請け合いです。

お気に入りは、四作目の「虹色の魔性-熟ロリ妻七変化」です。
“すべての女は女優である”いう言葉がありますが、「女優っ気」もとい「芝居っ気」のある女性は素敵です。
エッチのときに、ノリでお互いが何かの役を演じるような展開になることがありますよね。
たとえばベタなところでいうと、電車で痴漢されるとか、女教師が生徒を誘惑するとか・・・
そいうときに、すごく自然にノッてくる女性がいると思います。
そっちがそう来るなら、こっちはこう行くと、どんどんお互い盛り上がってしまうわけです。
こういう女性とのエッチなら、いつまでも飽きなくて楽しいでしょうね。
本作品の人妻は、相手の男に合わせてキャラを変えられる、しかもキャラの振れ幅もすごいという熟ロリ妻です。
24歳の秘書と偽って、若い男とつきあっている32歳の人妻。
彼女の芝居っ気とノリの良さは、一見の価値ありです。

短編集ですので、人妻の心理描写や濃厚な性描写というよりも、平凡な日常生活のなかで、徐々にゆがみ始め、転落していく夫や妻のストーリーを堪能できました。
サクサクっと読める“寝取られもの”としてオススメです!


【編集後記】
気になる作品はこちら。
疲れたサラリーマンは、エロかわ保母さんに癒されたい!

みだらな保母さん (竹書房ラブロマン文庫)みだらな保母さん (竹書房ラブロマン文庫)
(2010/08/25)
草凪 優

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女性は立ち姿が一番美しい。 「満員電車」(霧原 一輝)

満員電車 (二見文庫)満員電車 (二見文庫)
(2012/05/28)
霧原 一輝

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おすすめ度:★★★

(紹介文)
修吾は定年退職から一年後、再就職の面接を受けた。
その帰りの電車で息子の嫁・千香が痴漢されているのを目撃し、これまでにない興奮を覚える。
無事就職も決まり、ある日の通勤途中の満員電車で股間が女性の尻に触れてしまう。
揺れに任せて感触を味わっていたそのとき、女に手首をつかまれ――。


見ず知らずのオヤジに痴漢される、清楚な息子の嫁。
半ば誘われるように痴漢に及んでしまう、派手なキャリアOL。
修吾は、対照的な二人の女性に翻弄されながらも溺れていきます。

満員電車で図らずも股間が女性の尻に触れてしまい、ムスコに力がみなぎってきて慌てる。
このあたり、サラリーマンなら馴染み深い、満員電車の悲喜こもごもが臨場感たっぷりに描かれています。

ただ、いくら積極的な女性といえども、修吾の股間を擦り上げてくるに至っては、リアリティが感じられませんでした。
痴漢ものは、書かなくても書きすぎてもいけない。
そのさじ加減が難しいです。

「立ったまましてください。痴漢するみたいに」

女性の体は立っている時が一番美しいし、一番堪能できます。
重力に逆らえない、胸と尻の、形の美しさと量感。
若い頃は、よく立ったままでしていたはずです。
勢いで辛抱たまらんようになって、公衆便所で、玄関で、風呂場で、リビングで・・・
それが、今やどうでしょう。
夜、布団に入って、「そろそろ始めましょうか」という予定調和的なセックスが多いです。
我々男性は、見ても触っても女体をもっと楽しまなきゃいけない。
もったいないことをしてました。反省です。


【編集後記】
今月の特選小説増刊号は、人妻エロス特集。
人妻エロスの傑作15本ということなので、好みの作家さんが見つかるかもしれません。
人妻官能小説の紹介もあるそうで、そちらも必見です。

官能小説ベストコレクション 人妻エロス編 2012年 07月号 [雑誌]官能小説ベストコレクション 人妻エロス編 2012年 07月号 [雑誌]
(2012/06/05)
不明

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ストーリー重視は良いが、肝心の武家妻の心理描写が物足りない。 「武家妻くずし 仇討ち秘話」(神室 磐司)

武家妻くずし: 仇討ち秘話 (時代艶文庫)武家妻くずし: 仇討ち秘話 (時代艶文庫)
(2012/02/14)
神室 磐司

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おすすめ度:★★★

(あらすじ)
私は一人でも笠間の家を守って参ります・・・
辻斬りに斬られて落命した夫。
後家として生きる咲江は、武家女の誇りと、持て余す肉欲の狭間で葛藤し・・・

本作品は、ストーリーが主で、性描写が従。
そういう意味では、“官能小説”とは言えないかもしれない。
心優しく、剣はめっぽう強い千三郎(三男)。
女性陣が、主人公に抱かれたがる。
自然と「抱いてください」ということになる。
若き千三郎が、憧れの長男の嫁・咲江、悲哀の二男の嫁・奈津という二人の兄嫁から誘われる。
男なら誰しも、年上の女性に憧れる時期があります。
私の場合は18歳~19歳の頃でした。
まさに男冥利に尽きる展開です。

タイトルや紹介文から想像して、後家となる咲江が主人公と思って読み始めました。
しかし、主人公は彼女の義弟である千三郎。
物語は、主に千三郎の視点で語られます。
咲江や奈津の心理描写がほとんど無かったのが残念でした。
彼女たちが何を思い、どんな葛藤を抱いているのかが、伝わってきませんでした。
もしかしたら、単純にタイトルや紹介文が作品とマッチしていないだけなのかもしれません。
武家女ものというよりも、兄嫁ものと言った方が正しいです。

それにしても、
“密通は、死罪”
“密通は、お家取り潰し”
という時代における、不倫のスリルというのは尋常じゃなかったでしょう。
自分の命や旗本という身分をかけてでも、不倫相手と会いたいということですからね。
ダメと言われれば言われるほど燃えあがってしまう恋の典型です。
それに比べれば、かけるものが知れている現代の不倫なんて、ママゴトみたいなものかもしれませんね。


【編集後記】
話題騒然、賛否両論吹き荒れているのが、こちらの写真集。
本当にヌケる熟女写真集ってあるのでしょうか?
高価な写真集に手を出すよりも、普通のエロ本の方がよっぽど実用的な気がします。

艶(つや)艶(つや)
(2012/04/18)
艶プロジェクト

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少年が継母を憎むようになる展開は秀逸だが、延々と続く凌辱は退屈。 「年上の美囚―継母と若叔母」(麻実 克人)

年上の美囚―継母と若叔母 (フランス書院文庫)年上の美囚―継母と若叔母 (フランス書院文庫)
(2005/10)
麻実 克人

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おすすめ度:★★★

少年と継母は仲が良く、理想的な家庭を築いていた。
しかし、継母の妹である若叔母が少年を誘惑し、継母のせいで夫を奪われた少年の実母が、いかに不遇の最期を送ったかを語る。
若叔母には、お淑やかでしあわせな姉に対する、ぬぐい難い嫉妬心があったのだ。
少年は大好きな継母に裏切られたと感じ、継母を問い詰める。
大好きで仕方ないがゆえに、ゆがんだ愛となって、継母に襲いかかる。
このあたり、理想的な家庭が、ガタガタと音を立てて崩壊していくさまが、リアルに描かれており、一気に作品世界に引き込まれた。
継母の豊満さも貞淑さも理想的です。

ただ、あまりにも早く継母が完堕ちしていまったのが残念でした。
結局、前半以上の恥辱は与えられず、同じような責めが続くので、後半は流し読みになってしまいました。
あくまで復讐ということに焦点を当てて、少年にはジワジワと責めてほしかった。
父親の目を盗んだ軽い悪戯から始まり、
悪友たちを呼んできて、好きにさせたり、
恥辱をあおるため、若叔母に鑑賞させたり。
性の喜びに目覚めた熟母は、少年の一物がないと生きられない体になってしまい、ラストで二人は本当の愛に気づく・・・

義母もので、少年が実母を奪われた恨みから、ねっとりイジめるという官能小説は、ありそうでなかなかありません。
本作品は、幸せな姉のことを妬む継母の妹が、少年に継母を恨むようになるきっかけを与えるという展開が秀逸だっただけに、もったいなかったです。


【編集後記】
本作品は、2006年「この文庫がすごい!」(宝島社)官能小説部門第1位受賞。
ちなみに、2005年と2007年の第1位はこちら。

2005年第1位
のぞき穴 若妻の秘密 (フランス書院文庫)のぞき穴 若妻の秘密 (フランス書院文庫)
(2004/07)
冬野 蛍

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2007年第1位
独身叔母と人妻と高校生 (フランス書院文庫)独身叔母と人妻と高校生 (フランス書院文庫)
(2006/08)
神瀬 知巳

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友達には教えたくない、女性新入社員の秘密。 「六人の女新入社員―特別指導」(相馬 哲生)

六人の女新入社員―特別指導 (フランス書院文庫)六人の女新入社員―特別指導 (フランス書院文庫)
(2007/06)
相馬 哲生

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おすすめ度:★★★

上司という立場を利用して、指導という口実で、新入社員を落とす短編集。
スチュワーデス、看護師、バスガイド、秘書、OLと、ヒロインも状況設定もバラエティに富んでいます。
ただ、ほとんど男性目線で語られるせいか、ヒロインの心理描写が薄く、あまりにもあっさりと落ちてしまいます。
落とされるまでの過程やヒロインの心理描写を楽しみたい人には、少し物足りないかもしれません。

本書のテーマは、ヒロインが持っているM性を開花させるということです。
我々の職場にいる、初々しい新入社員。
可憐で純情そうな彼女たちも、もしかしたらこんなM性を秘めているのかもしれない。
そして、学生時代にはけっして経験したことのない「大人の性技」で、自分がそれを引き出すことができたら・・・
そんな妄想に浸るのが、本作品の正しい読み方でしょう。

ラストの「特別サービス残業 新卒OL・亜理紗」がお気に入りです。
本書の中では少し毛色の違う作品です。
かつての恋人の娘という背徳感は新鮮でした。
ついつい、かつての母親と娘を比べて抱く、背徳と喜び。
長編でじっくり読んでみたいです!


【編集後記】
就職活動中の女子大生を描いて絶品なのがこちら。
前回読んだとき、当ブログの嗜好とはちょっと違うと思い、記事にしなかったのが悔やまれます。
再読しようかな・・・

最終面接 (悦の森文庫)最終面接 (悦の森文庫)
(2010/05/21)
草凪 優

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義母の心情変化と可愛らしさにこだわった、「義母もの」作品を読んでみたい。 「猟色の檻―熟婦人と美姉妹」(夢野 乱月)

猟色の檻―熟婦人と美姉妹 (フランス書院文庫)猟色の檻―熟婦人と美姉妹 (フランス書院文庫)
(2007/08)
夢野 乱月

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おすすめ度:★★★

両親が亡くなったため、良家に引き取られることになった少年。
心根の優しい義母・綾香(39歳)は、複雑な家庭環境に育った少年に、家族のよさを味わってもらいたいと張りきる。
初めこそ優等生の仮面をかぶっていた少年だったが、綾香夫人の清楚な横顔と熟れきった肉体を目の当たりにし、「僕の牝にしてやる-」とつぶやくのだった。
魔少年が、綾香おばさんをジワジワと追いつめ、壮絶な肉調教の果て、性奴隷に躾ける前半は存分に楽しめました。

後半、毒牙は綾香の娘たちにも及びます。
ただ、義母への責めと娘たちへの責めの違いがわからず、流し読みになってしまいました。
ああ、この少年は美熟女の良さがわかってないのだなあとがっかりしました。
女性だったら誰でもいいのなら、「義母もの」である必要はありません。
義母という言葉から醸し出されるのは、母でもない姉でもない、まして恋人でも友人でもない、豊満で包容力のある、肉体的にも精神的にも成熟した女性のイメージです。

娘たちを責めるにしても、あくまでメインは義母というスタンスを崩さないでほしかった。
娘たちの存在は、義母を精神的に追い込み優位に立つため、あわよくば嫉妬心(対抗意識)を誘発するためのスパイスに過ぎないのです。
偏執的な熟女好きの魔少年の手により、義母は、自分の中に潜む淫らさに気づかされ、悦楽と背徳で間で精神的にぐちゃぐちゃに追い込まれていく。
そして、最後には無意識のうちに義理の息子に対して、媚を含んだ表情をするようになる。
そんな義母の心情変化や可愛らしさにこだわった、「義母もの」作品を読んでみたいです。


【編集後記】
気になる作品はこちら。
帯文句は、「編集長が薦める 誘惑部門第1位」です。

僕たちの秘密 彼女の母・彼女の姉 (フランス書院文庫)僕たちの秘密 彼女の母・彼女の姉 (フランス書院文庫)
(2007/10)
宮園 貴志

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